駅舎内の観光案内所でパンフレットをもらいましょう。

乗用車であれば、岬中腹の台場まで上ることができます。台場からは海岸の奇岩類やアポイ山塊、様似市街など、様似町が一望できます。時間があれば階段を上った展望台からの眺めもお勧めします。（見学１０分）

車のまま展望台まで行くことができます。展望台からは一直線に並ぶ奇岩類と様似漁港が一望できます。早春から、エゾエンゴサク、カタクリ、オオバナノエンレイソウと、花たちのリレーが続きます。（見学２０分）

屏風のように切り立つ崖から、国道下の砂浜にかけて浅海に堆積した礫岩・砂岩の層がみられます。干潮時に砂浜に降りると、砂岩の中にたくさんの貝化石を見つけることができます。（見学15分）

アポイ岳をはじめとする様似の大地・自然・歴史文化を紹介しています。（見学３０分）

国道から車のまま冬島漁港内に入ります。岩はホルンフェルスと呼ばれる変成岩ですが、近づくと堆積岩の特徴である片状構造を見ることができます。ここから日高耶馬渓と呼ばれる海食崖が続きます。（見学１０分）

国道の山中トンネル手前を右折すると旧トンネルがあります。この海岸線では片麻岩に貫入するトーナル岩を見ることができます。散策すると３つのトンネル（明治・大正・昭和）が並行していることに気づくはずです。（見学１５分）

大正トンネル付近からルランベツ覆道の中を歩いて行くと、覆道の脇に片麻岩と角閃岩が褶曲している様子を見ることができます。東方を振り返れば、日高耶馬渓の絶壁と海に浮かぶ鵜の鳥岩が見えます。（見学５分）

この辺り一帯のゴヨウマツは天然記念物に指定されています。記念碑から河岸への小道を降りると、かんらん岩がつくる美しい渓谷が姿を現わします。近くではナキウサギも見つかっています。（見学１５分）

この神社は、日高の電源開発の魁となった幌満川水力発電所の建設にあわせて昭和１１年に建立されました。神社の上流１００ｍの河岸は、急流に洗われて真っ白な岩肌を見せるかんらん岩が特徴的な景観をつくっています。（見学１５分）

ダム周辺は幌満かんらん岩の北縁部にあたり、急に視界が開けます。第３発電所の堰堤として昭和２９年にできたこのダムにより、上流にあった集落・大泉は今も湖底に眠っています。（見学５分）