ブログ

2012年10月19日

晴れ男VS雨男(?) 明日は秋の味覚祭!!!

ご存知の方も多いと思いますが、明日21日(日)、エンルム海岸特設会場にて「2012さまに秋の味覚祭&大凧まつり」を開催いたします。

昨年はあいにくの雨で大凧を揚げることが出来なかったのですが、今年は今のところ曇り時々晴れの予報…。

今年開催したウニまつりやアポイの火まつりではどちらも雨に当たってしまい、「雨男じゃないのか?」と疑われている私としては是が非でも日曜日のイベントを晴天の下で開催し、「雨男」の汚名を返上したいです!

 

本日は会場設営を行ってきました。

大凧_前日準備1.jpg

 作業中は風が強かったです。明日もこの調子で(少し弱めで)風が吹けばいいですね。

 

当日の会場では、鮭ナベ汁やチャンチャン焼き、バーベキューも楽しめますし、様似産の旬の食材も多数ご用意しております。

また、当ブログをご覧の方は、晴れ男302さん、雨男(?)izmのどちらの力が強いのか!?という別の視点でも楽しめると思いますので、日曜日はぜひ会場へ足をお運び下さい。

 

 

 

おまけ

 

金曜日の午後大きな虹がかかっていました。ご覧になった方もいらっしゃるでしょうか?

金曜_虹.jpg

私が撮影した時には既に消えかかっていましたがとてもキレイでした。

 

こちらは少し珍しい場所から撮影したアポイ岳です。

モニターツアー_浦河.jpg

どこから撮影したものかわかりますか?

 

モニターツアー_浦河1.jpg

正解は浦河町JRA日高育成牧場からの一枚でした。天気がもう少し良ければもっとよかったんですけどね…。残念。

それでは明日、皆様のご来場をお持ちしております!(izm)

 

 

 

2012年10月18日

紅葉いまだ遅し...今日の幌満峡

先週、幌満峡の紅葉を楽しむツアーを行い、その模様も本ブログでお伝えしましたが、例年よりかなり遅い色づきで少し残念な結果でした。あれから5日経過し、里山も多少色づき天気も良かったので、あらためて幌満峡の様子を見てきました。

幌満峡_紅葉_泉橋より.jpg

しかし、結果はイマイチ。最盛にはもう2~3日、いやそれ以上かかるかもしれません。上の写真は、東邦オリビン採石場入口の泉橋の上から、幌満峡を上流に向かって撮影したもの。下流のこのあたりは針葉樹が多いため、あまり良い色にはならないのですが、それでもほとんど緑…。

幌満峡_紅葉_サケ遡上.jpg

下をのぞいてみると、この間よりはサケくんたち多かったケド…。

幌満峡_紅葉_記念碑付近.jpg

ゴヨウマツ記念碑の手前100mの林道を少し下に降りて…。この辺りから、上流の第2発電所堰堤までの間の幌満川左岸山腹にひろがるゴヨウマツ(キタゴヨウ)が国の天然記念物に指定されています。

幌満峡_紅葉_ゴヨウマツ.jpg

北限であるとともに、山腹全体に生育していることが貴重であるといわれています。

幌満峡_紅葉_第3発電所付近.jpg

色づきの程度はともかく、今週末は楽しめるはずです。林道は砂利道で車幅も広くはありませんが、一定間隔で退避スペースがありますし、乗用車でも問題なく進めます。事故に気をつけながらぜひ「知る人ぞ知る」幌満峡の紅葉を楽しんではいかがですか?ただし、日曜開催の「味覚祭り&大凧まつり」に出かけるのも忘れずにネ!(タク)

http://www.apoi-geopark.jp/event/2012/10/post_65.html 

2012年10月16日

紅葉モドキと発電所と様似山道フットパス...ジオツアー第5弾②

ツアー2日目は、古道・様似山道フットパス。懸念の天気もご覧のとおりですが、予報では午後から怪しくなるとあり、油断は禁物。とりあえず、集合場所の中央公民館でオリエンテーションです。

山道ツアー_公民館前.jpg

バスで山道東口の幌満へ移動。まずは、様似山道に所縁のある和助地蔵尊で、通行の安全をお祈りです。

山道ツアー_和助地蔵尊.jpg

幌満橋を渡り、橋下をくぐって川沿いを100mほど遡ると東口があります。

山道ツアー_幌満橋.jpg
山道ツアー_東口と幌満川.jpg

この東口からは30分ほど沢登りが続きます。参加者の皆さんもいきなりの登りで少々面食らっていました。でも、ここを越えれば、沢の上り下りは続くものの、それぞれの距離は大したことはありません。要はスタートをどう切るかなのですが、少しペースが速かったかもしれません。ゴメンナサイ。

山道ツアー_東口沢登り.jpg

それでも、なんとか最初の沢登りをクリアすると、しばらくは平坦面を歩き、だらだらと下り坂へ。ガイドのMATさんもようやくの笑顔?

山道ツアー_ルランベツ手前下.jpg

なにせ、スタッフを含めると40名の一行。つづらの坂道を長蛇の列で下っていきます。

山道ツアー_下り坂.jpg

そして、下りきったところは、第二関門のルランベツ沢の渡渉。備え付けのロープを頼りに斜面を下り、そしてよじ登っていきます。

山道ツアー_ルランロープ1.jpg
山道ツアー_ルランロープ2.jpg

そうして、山道中最大の難所をクリアした先には、一行をこんなご褒美が待っていました。

山道ツアー_鵜の鳥岩.jpg

山道のルートから外れ、崖先まで行ったところに、こんなビューポイントがあるのです。海の向こうはお隣さんのえりも町。手前の岩は、日高耶馬渓の白眉・鵜の鳥岩です。参加者もさかんにシャッターを切っていましたヨ。

山道ツアー_耶馬溪ビュー.jpg

ここで小休憩の後、再び山道ルートに戻って西進すると、ガイドのMATさんが急にストップ。実は、これも山道からそれるのですが、様似町で一番の大木と言われているミズナラを見に行こうと提案。希望者で山道を外れ、30mほど斜面を下り間近での観察を敢行。

山道ツアー_ミズナラ大木.jpg

そして、近くの原田宿跡で昼食タイム。原田宿は明治の初めにあった山道唯一の旅籠。こんなうっそうとした山の中で暮らしていたなんて、驚きですよネ。食後は、看板前で記念撮影です。

山道ツアー_原田宿記念撮影.jpg

さて、昼からは満腹で足取りが重くなってしまったのですが、MATさんは小一時間休みなしに進みます。「MATさん、休憩しよ~。」と声を張り上げると、「お~、もうすぐそこまでだ~。」との返事。その沢を登りきった場所から、また山道を外れ崖先に行くと…。

山道ツアー_本郷宅崖上1.jpg

木立の向こうに、青々とした太平洋が…。天気予報ではこの時間から崩れてくるはずだったのですが、予想が外れ最高の天気。参加者の皆さんも思わず歓声を上げていました。

山道ツアー_本郷宅崖上2.jpg

ちょうど崖下は、アポイ岳ファンクラブのTANI会長の昆布小屋。携帯で電話して、「お~い、ここだ~」。ここまで来れば、ゴールはもうすぐ。コトニの昆布干場からは、遠くエンルム岬などの様似市街の様子が遠望できました。

山道ツアー_コトニ着.jpg

干した昆布を横目にさらに1km西進して、西口のゴールとなるのですが、ワタクシはJRの出発時間の関係でここでゴールとなるお客様を連れていったん様似駅へ。お送りした後、西口に戻って残りのご一行をお迎えし無事ゴールとなりました。

山道ツアー_昆布と.jpg

天候が心配された今回のツアーでしたが、担当者の行いが良いのか(?)見事な晴天で終えることができました。今年度のツアーはとりあえずこれで終了となり、あとはこれまでの実施内容を精査し、来年度のツアーにつなげていきたいと考えています。でも、このまま終わるのもちょっとさびしい。なんとか、冬の企画を考えようかしら…。(タク)

2012年10月15日

紅葉モドキと発電所と様似山道フットパス...ジオツアー第5弾①

先日、ジオツアー第5弾「秘境・幌満峡の紅葉とフットパス満喫ツアー」を行いました。札幌や十勝などからの観光客や町民をあわせて、二日間で約50名の参加がありました。その模様を今日と明日のブログで、写真満載でご紹介します。

まずは、13日(土)のお昼。JR様似駅には、ぞくぞくと参加者が集結。

紅葉ツアー_スタート.jpg

バスとワゴン車に分乗して、いざ幌満峡へ。まずご案内したのは、幌満峡下流に架かる泉橋。この橋の上からは幌満峡が遠望できるのですが、この日の目的はちょっと違います。

紅葉ツアー_泉橋.jpg

みんな、欄干から身を乗り出して、下を覗き込んでいます。実は、遡上しているサケを見ようというわけだったのですが、確認できたのは数尾で、ちょっと残念。

紅葉ツアー_泉橋欄干.jpg

ところで、この日の目玉は幌満峡の「紅葉」だったのですが、写真でも分かるように明らかに緑。例年にない暑さのせいか、いつもならちょうど見ごろのはずの色づきも、1週間早かった…。

紅葉ツアー_林道散策.jpg

それでも、ちょっとは色づき始めた渓谷を楽しもうと、車を降りて林道を少し歩いてみました。途中、にわか雨が降ったりしましたが、ゆっくりと渓谷の景色を堪能できました。

紅葉ツアー_ちょっと色づき.jpg

そして、一行が次に向かったのは、幌満峡にある二つある水力発電所のうちの一つ、幌満川第3発電所。

紅葉ツアー_第3発電所.jpg

この発電所は最後につくられた発電所ですが、それでも60年近い年月を刻んでいて、今でも立派に現役。

紅葉ツアー_渓谷.jpg

発電所手前の橋の上からの景色もなかなかです。さて、発電所では、ここを管理する日本電工㈱日高工場の高橋課長さんにガイドをお願いしました。なにやら、レトロな配電盤が並ぶ制御室で、発電の仕組みをやさしく教えてもらいました。

紅葉ツアー_発電所内部1.jpg

続いて、地下のタービンが回っている場所も見学。響く轟音が水のパワーを感じさせます。

紅葉ツアー_発電所内部2.jpg

ところで、タービン室の出口付近で、温かいのかちっちゃなヘビを発見。参加したALIは「かわいい~」とひとつかみ。さすが…。

紅葉ツアー_アリーとヘビ.jpg

次に一行は、バスでさらに上流へ。着いたのは、第3発電所に送水するために川をせき止めている幌満ダム。ここも高橋課長さんに案内いただきました。

紅葉ツアー_幌満ダム.jpg

しかも、特別にお願いして、ダムを渡って向こう岸へも行かせてもらいました。

紅葉ツアー_ダム歩く.jpg

ダムの上は、ちょっと足がすくみますが、広がる景色は迫力満点。

紅葉ツアー_ダム歩く2.jpg

対岸には、取水口の建物のほかに、これら発電施設をつくりあげた「手塚信吉」を讃える銅像や、昔、ダムを管理するために常駐した職員の住宅などがあります。半ば朽ちてしまっている家屋も、なんとなく郷愁を誘いますよネ。

紅葉ツアー_ダム廃屋.jpg

こんな感じで、幌満峡を満喫した一行は、下流の幌満市街にある幌満コミュニティセンターへ。ここには、つい先日開設した、アポイ岳地質研究所(通称:ジオラボ・アポイ岳)があり、ちょうど所長のNI~DA先生がいたので、短い時間でしたがレクチャーしてもらいました。

紅葉ツアー_ラボ1.jpg

旧幌満小学校の理科室を改造した、けっして広くはない研究所は、参加者が入るとこのとおり。自ら採取したかんらん岩を手に、熱くマントルの石の貴重さを語るNI~DA先生なのでした…。

紅葉ツアー_ラボ2.jpg

そして、この日の締めは、いつもの花蘂水産。町内唯一の海産物直売所で、様似特産の真ツブをSHIMOジョー社長に紹介してもらいました。

紅葉ツアー_花蘂.jpg

しかも、社長のご厚意で、真ツブの刺身と新製品の三升漬けの試食付き!社長、ありがと~!

紅葉ツアー_花蘂試食.jpg

そんなこんなで、予定時間を30分以上もオーバーして、ようやく様似駅に戻って来たのは、ご覧のとおりの日没直後。明日の行程を確認して、いったん解散としました。

紅葉ツアー_初日解散.jpg

この時点で、翌日の天気予報は、昼から「雨」。なんとかもってほしいと祈る思いのワタクシでした。しかし、このアングルでのストロボ。目立つな~、後頭部。(タク)

2012年10月11日

今年も修学旅行生がやって来ました!

10月4日~6日にかけて兵庫県にある神戸村野工業高校の修学旅行生が昨年に引き続き様似町へ

やって来ました!

今回、日高王国で受け入れた127名のうち、45名の生徒が様似町・えりも町の各家庭に民泊し、

農業・漁業などの産業体験を行いました。

村野_対面式3.jpg 村野_4.jpg

受け入れ家庭の皆さんと初対面。生徒たちの顔はまだまだ緊張していました。

 

村野_昆布干.jpg 村野_昆布切.jpg

 一夜明けて各家庭のお仕事のお手伝いです。昆布干しや厩舎作業など様々な体験をしていました。

村野_小屋作業2.jpg 村野_小屋3.jpg

とある家庭では…馬を連れてどこへ行くのかと思ったら

村野_乗馬9.jpg 村野_乗馬5.jpg

なんと乗馬体験をしてました!「最初は怖かったけど楽しいです」と、とても喜んでいました。  

乗馬体験が終わった後は、感謝の気持ちを込めてお手入れ。

村野_乗馬7.jpg 村野_乗馬8.jpg

                ↑ ずいぶん気持ちよさそうな顔をしていますね。         「ありがとうございました!」

そして最終日。

村野_解散式4.jpg 村野_解散式5.jpg

昨日は星がキレイだったよ!ごはんがとても美味しかった!などなど生徒たちは楽しんでくれたようでした。

(中には「神戸には帰らないでこのまま様似に住む!」という声も)

村野_解散式.jpg

 初日は緊張していた生徒たちも最後には笑顔で帰って行きました。

村野_解散式3.jpg

 高校生活のいい思い出として残ってくれれば嬉しいです。また様似へ来てね。(izm)

 

月別アーカイブ

  • Mt.Apoi Geopark Facebook