ブログ

2012年11月03日

早起きは三文の徳、でもアポイでは風雪に...

今朝、いつもよりちょっと早めに目が覚めると、アポイの稜線が夜明け前に赤々と…。

アポイ日の出前.jpg

きれいな朝焼けですがすがしい目覚めとなり、今日登る予定のアポイも「気持ちいいだろ~な~」

アポイ第4休憩所紅葉.jpg

確かに多少冷え込んではいたものの、5合目までは心地よい登山。しかし、5合目からは風が強まり、けしからんことに雨やあられまで降る始末。荒れ模様の写真はありませんが、山の天気は油断ならん!(タク)

2012年11月01日

海外若手研究者3人衆が様似町の持続可能性を探る...

先日の道新にも紹介されていましたが、今、様似町に3人の海外若手研究者が滞在し、あちこちに出没しているのをご存知ですか?これは、北海道大学の事業としてこの夏に行った「国際サマースクールin様似」の続編。サマースクールでは、様似町を題材に、海外の大学院生約20人がフィールド解析法や調査法を学んだのですが、今回はその中の3人が2週間ほど様似に滞在しながら、様似町の課題を見つけその解決方法を探ろうと、さまざまな分野に取材・調査を敢行中です。

北大フォロー_駅前民宿.jpg

今日は、様似の観光と鉱業の実態を調べるということで、ワタクシも同行してきました。まず、おじゃましたのは、小さいながらも多くの観光客が滞在する駅前民宿さん。様似町が抱えている課題やそれにどう対処しているか、将来の夢などの質問に対して、御主人とおかみさんが丁寧に答えていました。

北大フォロー_山荘前紅葉.jpg

続いて向かったのは、紅葉美しいアポイ山麓。

北大フォロー_山荘.jpg

アポイ山荘のMIKUNI支配人から、山荘の現状やご自身が感じている様似の課題などについてお考えをお聞きしました。

北大フォロー_オリビン.jpg

そして、午後からは東邦オリビン工業㈱。アポイのかんらん岩を採掘販売している同社で、YOKOMI所長からいろいろとお話を伺いました。でも、ここでは、専門用語が多く、通訳はかなり苦労していましたヨ。

北大フォロー_泉橋紅葉.jpg

調査にがんばっているのは、右端からデボン、エイミー、アレクサンドラの3人。そして通訳が、北大のSHIOさんとウチのALTのアリ。ところで、今日同行して感じたのは、質問に答えてくれた町民のみなさんの想い。海外の人からの質問だからこそ、それぞれの飾りない思いが聞けたようで、私にとっても有意義な時間でした。

さて、3人は7日まで様似に滞在し、まだまだ調査を進めます。もし、彼らを見かけたら、どうかひかないで「ハロー」と一言だけでも結構、声をかけてやってくださいネ。また、4日(日)には彼らの調査結果を町民の皆さんに披露する「対話集会」が中央公民館で行われます。時間は午後2時~4時。彼らがどんな視点で様似を見てくれたのか、きっと面白い話が聞けると思いますヨ。お気軽にぜひ足をお運びください。(タク)

2012年10月31日

紅葉と白鳥と10月の終わり

早いもので、今日で10月も終わりですね。

今年もあと2ヶ月。1日1日を大切に過ごしていかなければいけないですね。

無線局_紅葉.jpg

紅葉も盛りを過ぎたのかなぁとは思いますが、夕日に照らされてキレイに見えます。

この写真はフットパスコースにもなっている無線局前で撮影したのですが、ちょうど5~6羽のマガモ(と思われる鳥)が

歩いていました。マガモたちもフットパスのツアーをしていたのでしょうか。写真に収めることが出来ず残念です。

泉_紅葉.jpg

こちらは私の家の前なのですが、見事に色づいていますね。

ブログのネタ探しをしていると今まで見えていなかったものが見えてくるようになった気がします。

様似川_白鳥.jpg

今年も様似川に白鳥がやってきました。まだ4羽と少ないですが、これからどんどん増えていきますね。

ところで、春になっても帰らない白鳥が2羽いるのはご存知ですか?よっぽど居心地がいいのか様似町(鳥)民と

なっているようです。

今日は1羽しかいなかったので、近いうちにまた撮影してきます(ism)

2012年10月27日

かつてのお花畑にシカ害調査の柵を設置しました

今朝、アポイ方面に車を走らせていると、海に浮かぶユンボが…。

雑海草駆除.jpg

けっして、海を埋め立てたりしているのではなく、やっているは雑海草駆除。昆布のつきが良くなるように岩場を掃除しているわけです。

さて、休日ながら朝からアポイに向かっている訳はというと…。

シカ柵_幌満川原.jpg

アポイ岳ファンクラブが昨年から取り組んでいる、アポイ岳でのシカの食害調査のための柵設置。krmdさんが中心となって進めている活動ですが、今回は盗掘防止のため廃止された幌満登山コース途中にある「幌満第一お花畑」に設置します。まずは、幌満川の川原で運ぶ資材を手分けしていざスタート。

シカ柵_第2発電所上から.jpg

幌満の登山口からおよそ15分。第3発電所の真上に到着。紅葉も盛りを過ぎていましたが、きれいでしょ。

シカ柵_荷物運び.jpg

ここからは、幌満川水力発電所の電気を様似へ送っている電線の下の急坂を上っていきます。写真ではあまり荷物がないように見えますが、各自、番線やハンマーなど重量のある資材がリュックにガツッと詰まっているのです。

シカ柵_送電線標示.jpg

ところで、この送電線がいつできたかというと、ちゃんと表示されていました。なんと、今から70年前以上の昭和16年。もちろん、今の柱は何度か取り替えられたものだと思いますが、すごい歴史ですよネ。

シカ柵_送電線柱.jpg

しかし、こんな山の中にどうやってこんな柱を立てたのかしらと思い、よく見てみると…。平場にある鉄筋コンクリート柱ではなく、鉄板を丸めたのをつなげて立てられているのです。それにしても、人力だけじゃどうにもならないとも思いますが…。

シカ柵_設置作業.jpg

さて、そんなこんなで標高300mぐらい(だったかな?)の幌満第一お花畑に到着。さっそくkrmdさんの指示のもと、手際よくシカ柵設置に取り掛かります。設置箇所は事前調査が済んでいて、柵の内外で植生にどれほどの違いが出るかをこれから定期的に観察していきます。

シカ柵_6基完成.jpg

昼食をはさんで2時間ほどで完成した2m四方のシカ柵。手を振っているところが設置箇所ですが、さて、全部で何基設置したでしょうか?

シカ柵_天然記念物看板.jpg

また、お花畑の一角には、さびて古ぼけた看板がひとつ…。

シカ柵_天然記念物看板アップ.jpg

何かと思えば、特別天然記念物であるアポイ岳高山植物群落を紹介する鉄製の看板。「幌満第一お花畑」と呼ばれたこの場所も、かつてはヒダカソウなどが咲き誇る花園だったのですが、今では立ち木がない風衝地であることが、かろうじてその面影として残るばかりです。

シカ柵_完成記念写真.jpg

穏やかな秋晴れの下、作業もスムーズに終了し、ご満悦の「7人の侍」ではなく「9人の(山)オヤジ」。気持ちよく下山と相成りました。

ビジターリフォーム開始.jpg

ところで、解散後、改修工事に入ったアポイ岳ビジターセンターの様子を見に行ってきました。天井も取り払われ、すっかい丸裸にされたその内部。思わず「広っ!」。来春にはこの施設すべてを使ったニュービジターセンターがオープンとなります。ワレワレが担当しているのですが、どんな仕上がりになるか楽しみです。(タク)

2012年10月22日

強風の中、さまにの秋の味覚を堪能!

先週の日曜日、「2012さまに秋の味覚祭&大凧まつり」が晴天の下、終了いたしました。

風速10m以上の風が吹く中、会場へお越しいただきありがとうございました。

風が強すぎたため、3畳・6畳の大凧は揚げることが出来ませんでしたが、さまに凧の会が作成したアポイちゃん・

カンランくんの特製凧は気持ちよさそうに空を舞っていました。

味覚祭_凧揚げ3.jpg 味覚祭_凧揚げ2.jpg

小さな子ども達でも難なく凧を揚げていました。上手ですね~。

味覚祭_凧揚げ7.jpg 味覚祭_凧揚げ8.jpg

また、会場内ではBBQコンロでさまにの秋の味覚を食べていただきました。

味覚祭_BBQ.jpg 味覚祭_BBQ2.jpg

こちらは様似高校のブースです。高校生が開発した昆布クッキーを限定80個で販売していたのですが、

あっという間に完売!

味覚祭_様高.jpg 味覚祭_様高2.jpg

「ぜひ食べてみたい」という方は今週末のさまに地場産フェアでも販売予定とのことなのでチェックしてみて下さい。

味覚祭_モチまき.jpg 味覚祭_モチまき3.gif

最後は毎年恒例のモチまきを行い、今年の味覚祭・大凧まつりは終了いたしました。

 

冒頭では、「晴天の下」と書いてみたものの、土曜日にブログを更新した後、夕方から激しい雷雨…。

当日も6時頃まで雨が降っていて、「あんなブログ書かなければよかった」と後悔していたので、晴れてくれて

本当によかったです。 私の「雨男疑惑」もこれで少しは晴れたかな。(ism)

月別アーカイブ

  • Mt.Apoi Geopark Facebook