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2012年12月20日

小谷野・今浪選手の等身大パネル到着_ファイターズ応援大使

日本ハムファイターズが北海道に来て来年で10年。それを記念して、選手が北海道の全市町村を応援する、「北海道179市町村応援大使」がスタートしているのは、皆さんご承知ですか?これは、代表選手2名が10年かけて全市町村の応援大使になるという、なんとも嬉しい企画なのですが、その1年目の18市町村の応援大使が決まり、その中にわが様似町も入ったのです!

そして、今日、球団職員の方が役場に来られて、来年1年間の様似町の応援大使をご紹介…。

ファイターズパネル.jpg

様似町の応援大使は、小谷野選手と今浪選手。職員さんから町長に、二人のサイン入りユニフォームと等身大パネルが贈られました。来年1年間、この二人が様似町を全面バックアップしてくれるのです。

ファイターズポスター.jpg

「様似町応援大使」と大きく書かれた二人のこんなポスターも…。

ファイターズちゅうせんけん_.jpg

ところで、1年目の18市町村を引き当てていただいたのは栗山監督ですが、だれがどのまちの応援大使になるかは、選手たちによる抽選で決定。町長には、様似町を引き当ててくれた小谷野選手の抽選券も渡されました。

ファイターズちゅうせんけん2.jpg

開いてみると、小谷野選手のサインも入っていました。なんか、ドラフト抽選券みたい。

応援大使に関しては、二人の肖像利用やファイターズのロゴ使用などができるほか、具体的な活動は町と球団との協議で決められるそうです。この機会にぜひとも様似町をPRしたいところですね。アポカンとのツーショットもありそう?(タク)

2012年12月15日

3年生が考える町の活性化...様高課題研究

様似高校では、3年生がグループに分かれて地域課題のテーマを見つけ、その解決を考える、「課題研究」を毎年行っていますが、今日はその研究成果の発表会が中央公民館で行われました。

様高課題発表_挨拶.jpg

この4月から約半年にわたって取り組んできた成果を、下級生や先生、地域の人たちに発表する晴れの舞台。発表前には、こうして並んで挨拶するのですが、どのグループもかなり緊張の様子。

様高課題発表_発表.jpg

今年は、歴代の3年生に引き継がれている様似の情報誌「さまっぷ」づくりや、昆布やツブを使った商品開発、昨年の東日本大震災での津波被害を受けての防災対策など、さまざまな研究テーマが発表されました。ジオパークを採り上げてくれたグループもありましたヨ。

様高課題発表_審査.jpg

ステージ正面には、様高の校長先生や町内の小中学校の校長先生、PTA、教育長などの厳しい審査の目が…。

様高課題発表_休憩.jpg

6グループの発表すべてが、取り組んだ成果や課題をパソコンのパワーポイントで簡潔にまとめていました。学校として長年取り組んできた積み重ねか、発表の仕方もとても洗練されていたのが印象的でした。発表後の休憩では、審査員に開発した商品の差し入れサービスも。アピールもばっちりです。

様高課題発表_販売.jpg

審査の結果、最優秀賞には様似の特産品「ツブ」が入ったカレーパン(その名もツブ次郎)を開発販売した4班(写真上、門脇裕紀子さん・十役はるかさん・三國千夏さん・堀川マリアさん)が選ばれました。発表会後には、来場者への販売会も行われ、優秀賞の「チョコっとこんぶクッキー」とともに、飛ぶように売れていましたヨ。

様高課題発表_作品.jpg

ツブ次郎は、中に入っている灯台ツブの歯ごたえが良いアクセントとなっていてなかなかの出来栄え。パン生地にはこれも特産の昆布も練りこまれています。また、写真手前のチョコっとこんぶクッキーも、サンドしているチョコが昆布クッキーとうまくコラボしていておいしかったです。

これだけがんばっている様高ですが、残念ながら来年度で閉校。最後の生徒となる2年生には、様高集大成にふさわしい研究発表となることを期待しています。(タク)

2012年12月12日

今年もあと半月。押し迫ってからのシカ対策です

12月に入って、爆弾低気圧が通過したり、そのせいで竜巻まで起きたりと、荒れた天気が続いていた様似ですが、今日はしばれながらも快晴。朝からシカの食害調査のためのシカ柵設置に出かけてきました。

どこに出かけたかというと…。

登山口シカ柵_製材所跡.jpg

さて、どこだか分ります?これが分かればあなたも相当の様似通。実は、ここはアポイ岳登山口の林の中で、写真に写っているのは昔ここで操業していた松本製材所の事務所跡。これまで、アポイの登山道や観音山に設置してきたシカ柵ですが、今回はここに周囲100mほどの囲いネットを設置します。

登山口シカ柵_チェンソー.jpg

まずは、邪魔な倒木をチェーンソーで切り、移動します。

登山口シカ柵_ネット.jpg

そして、いよいよネット張り。krmdさんの指示の下、ファンクラブメンバーが手際よく張っていきます。

登山口シカ柵_ペグ打ち.jpg

立木を柱代わりにネットをはわせ、着地面を強力ペグで押さえつけていきます。

登山口シカ柵_鼓動ラーメン.jpg

お昼になり、近くのアポイ山荘へ昼食に…。私はランチメニューの「アポイの鼓動ラーメン」を注文。なにやら以前発売した様似のお米を使った純米酒「アポイの鼓動」の酒粕が入っているらしく、ちょっと酔っちゃいそう?

登山口シカ柵_ネット張.jpg

お腹一杯になって再び作業。残るルートに手際よくネットを張っていきます。

登山口シカ柵_完成.jpg

そして、予定よりもだいぶ早い午後2時ごろに作業完了。これから、ネットの内外で植生を観察し、食害の程度を調査していきます。しかし、このシカネット張りも回を重ねるごとに作業効率が向上。この分なら、漁師(魚網)にも転職可能か?(タク)

2012年12月07日

竜巻発生で建物被害あれど、幸いにけが人なし

猛烈に発達した低気圧の横断により大荒れとなった北海道。特に様似町は昨日、竜巻と思われる突風により局所的な被害を受けました。

12_竜巻_ビーチ前.jpg

様似町西町の海岸付近で発生した竜巻(?)は付近の建造物を巻き込みながら山(北)に向かっていったそうです。発生場所近くの電柱もポッキリと半ばから折れてしまいました。

12_竜巻_西様似駅前通り.jpg

少し内陸に入ったところでは、鉄製の看板もこのとおり。突風の通り道では、写真奥のお宅のように、窓ガラスが割れたり、屋根が一部はがれたりする被害も出ました。

12_竜巻_西様似駅前.jpg

無人駅のJR西様似駅前の電柱もこのとおり。竜巻はさらに、山の方へ去っていきました。興味深いのは、電柱の折れた場所。1枚目の写真では中ほどが折れているのに対して、数百m北のこの地点では、根元が折れています。

12_竜巻_ごみ処理.jpg

役場では、情報収集するとともに、突風で飛ばされた木材などの処理に終日追われました。

12_竜巻_フットパス標識.jpg

ウチのフットパスコース標識も無残な姿に…。

ヘリからの親子岩・西町.jpg

被害を受けた場所をたどると、竜巻と思われる突風は矢印のように海から山へ抜けていったように思われます。幸いにもけが人などの人的被害はありませんでしたが、町内の多くで一時停電が起きるなど、不安な一日となりました。全国ニュースでも報道され、様似のことをお気遣いくださった皆様からの励ましのお電話もたくさんいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。そして、様似町、大丈夫ですよ!(タク)

2012年12月02日

エサマンベツの奥地へドライブ

先週の金曜日、北海道と北海道観光振興機構が主催する「体験型観光商談会」が札幌で行われ、参加してきました。全道の体験観光業者と旅行業者が一堂に会しての商談会。ワタクシもアポイ岳ジオパークと様似町を宣伝してきましたヨ。

12体験型観光商談会.jpg

午後1時半から、体験業者が席にいる旅行業者に営業をかけます。時間は1回10分。5時までの時間にどれだけまわれるかが勝負。今回は、ワタクシ一人だったので、名簿からあらかじめおさえていた業者さんのところへどんどんアタック。おかげで12~3の業者さんとお話しすることができました。最後には喉涸れたし…。

田代からの冬の十勝岳.jpg

さて、話はガラッと変わって、今日の様似。日曜日で天気も良かったので、かねてより行こうと思っていた、冬のエサマンベツ(新富)へドライブ。まずは様似の市街から日高山脈に向かって車を走らせていると、白装束が美しい十勝岳(左)と楽古岳(右)がお出迎え。ますます気分も高まるワタクシなのです。

松岡奥新富線からの十勝岳.jpg

ところで、「エサマンベツ(新富)」と書きましたが、エサマンベツは様似川のこと。様似川は、新富を源とするいくつもの小川が集まってできた川で、今でも新富には「ポン(小さい)エサマンベツ」「ソー(滝)エサマンベツ」「メナシ(東)エサンベツ」などの小川があります。今日は、その様似川の源流を滝ノ沢林道~松岡奥新富線林道をつたってぐるっと回ってきました。特に道中珍しいこともなかったのですが、林間に見える十勝岳もこのとおりすぐ目の前にせまり、なかなかおもしろかったですヨ。

ポンエサマンベツの廃屋1.jpg

新富奥地一周は、1時間ほどで元の道々に戻ってこれたのですが、終盤のポンエサマンベツ近くに廃屋がありました。新富は昔、「新様似」といって多くの開拓者が入植したのですが、そのうちの1軒でしょう。この写真には入っていませんが、向こうに楽古岳が望めるイイ場所。「大草原の小さな家」って感じですかネ。

オオワシの止まり木とアポイ.jpg

帰り道、岡田のオオワシ・オジロワシのビューポイントへ立ち寄りました。アポイ岳の手前の大木がいつもの彼らの止まり木。まだいませんでしたが、すぐにお目にかかれるでしょう。

オオワシビュー(岡田樋門).jpg

ところで、写真を撮った場所は様似川の樋門。まさに絶好のビューポイントでしょ?いや、勝手に入ったら怒られるか?(タク)

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