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2013年03月27日
残雪わずかでエンルム看板もシーズンイン
いよいよ新年度。昨日のジオ部会で、本ブログの更新回数が減ってきていることの懸念が出され(というより、自分で出したのですが)、何とか盛り返さなければと、とりあえず写真だけでも…。
今朝の様似駅。
様似町内はほとんど雪がなくなりましたが、役場裏には除雪によってつくられた雪山がまだ一部残っていました。今年は大雪でしたものね。
でも、アポイ岳の雪渓も日を追うごとに違う表情に。春も急ぎ足です。
ところで、わがまちの施設管理部隊・チームNのNさんが「タクちゃん。頼まれていた、エンルムの看板きれいに塗ったぞ~!」とケータイに連絡が。
さっそく、検定に赴くと、こげ茶と白のペンキも鮮やかに。きれいな姿でシーズンインを迎えるエンルム岬です。Nさん、チームの皆さん、ありがと~!この他にもペンキはげた看板あるので、ヨ・ロ・シ・ク・ネ(タク)
2013年03月20日
150年続く彼岸の日のお祭り...和助地蔵尊例祭
彼岸の中日の今日。幌満自治会で「和助地蔵例祭」がありました。
和助地蔵は、幌満で旅籠をひらいていた「斉藤和助」という人物を祀るお地蔵さんで、幌満の国道脇に小さな祠が建っています。1799年の江戸幕府による様似山道開削に尽力した人物で、その孫は日本の騎手第1号といわれる「函館大経」です。
和助さんの死後、その徳を偲んで地蔵が祀られ、以来約150年、地域の人々の手によってお祭りが行われているのです。お参りには、幌満の住民はもちろん、町長、議長、教育長などの行政関係者、地元企業である東邦オリビン工業、日本電工の関係者も集まりました。
子ども好きだった和助さんを偲んで、お供えは地元の子どもの名で行われます。今は幌満の人口も少なくなり、往時のにぎわいはありませんが、昔は地元を挙げての楽しいお祭りだったそうです。
お参りの後は、地域の集会施設・幌満コミュニティセンターで宴会がスタート。地域のみんなが集まる貴重なひとときです。
宴会の余興として、写真でめぐる昔の幌満のスライドショーも行われました。
そして、今年は婦人部のみなさんの発案でもちまきも用意。隣の体育館でのもちまき騒ぎとなりました。子どもは2人しかいなかったのですが、昔の子どもたちが童心に帰って歓声を挙げながら拾っていました。
そして、祭りの後の片付け…。おじゃまさせていただいたお礼に、ウチのジオミもお手伝い。
昔は林業でにぎわっていた幌満地区も今では数十人の集落です。でも、和助さんが地域をつなぐ絆となり、今でも地域を見守ってくれているのです。(タク)
2013年03月17日
アポイ岳ジオパークにもようやく春の訪れ
突然ですが、白い傘に坊主のシルエット。
なにをしているかというと…。日陰をつくっているのです。ワタクシ、昨日は所用で札幌に行っていたのですが、向こうは大雪で、まだまだ冬といった感じ。でも、帰ってきての今日の様似は春の陽気。
「これなら…」と、我が家の裏でいの一番に咲く花の様子を見に行くと、案の定しっかり顔を出していました。
福寿草。今日はとてもよい天気で日差しも強く、こんなときはそのまま写真を撮ってしまうと、テカッてしまうので、半透明の傘を日陰作りに使ったのです。
マットさんに教えてもらったテクですが、彼曰く、光の通し加減でいうとセブンイレブンの傘が一番らしい…。ウチの傘はどこのか知りませんが、でも上手に撮れているでしょ。
今日の天気はこんな感じ。遅かった春が彼岸入りでようやくアポイ岳ジオパークにもやってきました。
雪深かった今年、アポイの雪解けもいつもよりは少し遅れ気味かもしれません。アポイの山開きは4月13日(土)。そのころには雪渓もほとんどなくなるはず。麓のビジターセンターは、アポイ岳ジオパークのビジターセンターとして同日リニューアルオープン予定です。またあらためてご紹介しますが、ぜひみなさん、新しい様似の顔を見に来てくださいネ。(タク)
2013年03月12日
ふるさと自慢の石の標本箱づくり...ジオ実験塾最終回
いきなり、暗~い写真で失礼しました。ここはどこかというと、昨年開設したアポイ岳地質研究所(通称・ジオラボ)です。
この間の日曜。ここで3回シリーズで企画した、ふるさとジオ実験塾の最終回を行ったのですが、始める直前になんと「停電」!この日は、大型低気圧の通過で大荒れの天候となり、その影響で幌満地区の電気がダウンしてしまったのです。
そこで急きょ、近くのアポイ山荘の一室をお借りしてレクチャー開始。実験塾は、第1回目に岩石を形づくっている「鉱物」を、第2回目に岩石の分類や見分け方を学んだのですが、最終回は前2回の学習を踏まえて、ふるさと様似にある自慢の石で自分だけのお宝標本箱をつくろうというメニューでした。
しかし、レクチャーは場所を変えれば済むものの、石を切ったり磨いたりするのはジオラボでなければできません。実践はまた後日かと半ばあきらめかけていたところ、なんとかレクチャーが終わるころに幌満の停電も復旧。再度ジオラボに戻っての標本づくりとなりました。
標本箱づくりにあたっては、所長の新井田先生が様似ご自慢の火成岩サンプルをあらかじめ用意してくださいました。テーブルの上に並べられたのは、火成岩のかんらん岩(3種)、はんれい岩、トーナル岩、ひん岩に、変成岩の黒雲母片麻岩、角閃岩です。
先生の作業説明のあと、さっそく用意されたサンプルをそれぞれお好みの形にカット・研磨していきます。
まずは選んだ石を、岩石カッターでお好みの形にカット。
そして、カットした面をきれいに見せるため、研磨機を使って少しずつ磨いていきます。今日の研磨工程は5段階。粗い研磨剤から徐々に細かい研磨剤に落としていくのです。
スタッフのワタクシは、作業に入るわけにはいかなかったのですが、最後の方でちいさなかんらん岩をひとつつくらせてもらいました。これは、かんらん岩の中でも、もっともかんらん石(オリビン)を多く含む「ダナイト」と呼ばれているかんらん岩。オリビンの名のとおり、オリーブグリーンの美しい色合いは、まさに宝物です。
ジオラボは、毎月第2土日と事業がある時だけの開館です。新年度も石に触れる事業を企画していきますが、第2土日には新井田所長もおりますので、お気軽にのぞいてみてください。あなたご自慢の石を持ちめば、先生が鑑定してくれるはずですヨ。(タク)
2013年03月10日
様似町にファイターズ応援大使!
北海道日本ハムファイターズが誕生して、今年で「10年!」という節目のシーズン。
これからも道民と共に歩み続けるための企画「北海道179市町村応援大使」―その最初の年の18市町村に様似町が選ばれ、「5 小谷野 栄一」選手と「45 今浪 隆博」選手が、この1年間、様似町の応援大使をつとめてくれます。
3月5日に「18市町村代表×18市町村応援大使」の総決起集会が開催されました。
左が小谷野選手(背番号5)、右が今浪選手(背番号45)です。 顔と背番号を覚えて、皆で応援しましょう!
また、この後には今シーズンのパ・リーグ連覇~7年ぶりの日本一を目指すファイターズの「激励会」も開催され、今予選が行われている「WBC」組、稲葉、中田選手らを除く監督・選手が出席しました。
今シーズンのキャッチフレーズは「純(ひたむき)」 栗山監督が、その思いを語ってくれました。
おまけに・・・他の選手も撮ってきたのでちょっとだけ紹介します。
応援大使の内容は、現在検討中!もしかしたら、様似に来るかも? 決まり次第お知らせしますが、皆で札幌ドームに応援に行きましょう!
なお、写真の掲載は球団の許可を受けています。(転写厳禁) 久しぶりの Ho! Roman でした。