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2013年06月07日
新プロジェクト始動!
ここ最近なんだかパッとしない天気ですが、アポイは快晴でした。
アポイ登山された方は暑かったでしょうね~。
今日は観光協会の仕事をご紹介。
様似産のイチゴを使ってジャム作りを行いました。
まずはヘタをすべてとります。
ちょっとつまみ食いしましたが甘くておいしかったです。
鍋にイチゴと調味料(企業秘密!)を加えて煮詰めると…
イチゴジャムの出来上がり!ビンに詰めるとこのまま販売してもよさそうなかんじですね。
その後、ジャムと同時進行で作っていたパイと合わせて試食。
お店で販売しているジャムと比べても負けないおいしさでしたよ。
今後、どういった形でみなさんに提供できるかはまだ未定ですが、決まり次第ご報告しますので
お楽しみに!(izm)
2013年06月04日
普賢象によく似たさくら
私の家のすぐ近くなのですが、栄町の禅輪寺さんの横のさくらが咲きましたね。
「この写真で今日のブログを更新しよう!」と思い、早速撮影。
もっと近くで撮りたいな~と上の塀をよじ登ってみました。
撮影中、車が何台か通ったのですが、かなり怪しい人物に見えていたでしょうね…。
このさくらはなんという種類のさくらかなぁと事務所で調べてみたのですが…
残念ながらわかりませんでした。もしわかる方がいたら教えてください。
あまり宣伝してしまうと抽選倍率が上がってしまうため、他の応募者の方々に怒られそうですが、
「北海道日本ハムファイターズ観戦ツアー」の応募締め切りが今週末の6月7日(金)までとなっております。
「行きたいけどまだ応募してないよ」という方は、商工観光課、または観光案内所まで応募用紙をご持参ください。
ご応募お待ちしております。(izm)
2013年06月03日
遅くなりましたが...「第4回さまにウニまつり」レポート!
あっという間に一週間が過ぎてしまいました…。
かなり遅くなってしまいましたが、ウニまつりレポートです!
今年はウニの生育状況が悪かったため、開催日を5月26日に延期しました。
延期したことによって、「お客さんがあまりこないのでは…」と、多少不安でしたが午前8時の段階ですでに行列が! 改めて、ウニのチカラを感じました。
10時30分から整理券を配布。
当日、ご用意出来た1,050枚はあっという間になくなってしまいました。
お昼に近付くにつれ、天気も良くなってきてバーベキューを行うには絶好の一日となりました。
観光協会会長のウニの殻むき指導。約1ヶ月ウニの成長を待ったことによって、皆さんに満足いただける
ウニを提供出来たのではないでしょうか。
会場内にアポイちゃん、カンランくん登場!
カンランくんも子どもたちに大人気です!
この日のカンランくんの動きがとてもよかったと聞きました。
なんだか少しだけ悔しい気持ちになりますね…。
今年もたくさんの方々に来ていただき、第4回ウニまつりは大盛況のうちに終了することが出来ました。
こちらは会場内でご記入いただいたアンケートです。皆さんのご意見を参考にしながら来年は更に満足度の高い
イベントを実施出来ればと考えています。
後記。
当日、私は整理券の配布も担当していたのですが、司会の302さんが「整理券を配布します!」と
言った瞬間にパラパラと雨が…。やっぱり私が雨を持っているのか!?(izm)
2013年05月31日
三笠の担当者と北大2年生の地学巡検一行がビジターに来てくれました
リニューアルオープン以降、順調な入込が続く、アポイ岳ジオパークビジターセンター。今日は、今年度日本ジオパークに申請中の三笠市の担当者の方々が遠路、視察に来て下さいました。
三笠でも、コア施設の整備を検討中とのことで、できたてホヤホヤの我が施設を参考にしようというわけ…。参考にして下さるなんて嬉しい限りです。できれば泊っていろいろ情報交換させていただければと思ったのですが、ご都合が悪いらしく見学後、お帰りになりました。お互いジオパーク発展のために頑張りましょう。
また、三笠がお帰りになったすぐ後に、今度は北海道大学理学部2年生の地学巡検一行がお立ち寄り。
本来は、ウチのジオ美が館内案内するところ、別件で対応不能ということで、急きょワタクシが代役に…。シドロモドロの冷や汗もの解説でした。拙い解説で学生さん、コメンナサイ。
また、指導教官のM田・K村・S田・Y本先生方には、ジオパークグッズもたくさん購入していただきました。ありがと~。
見学を終えた学生さんは、今日のお宿となる歩いて3分のアポイ岳調査研究支援センターへ。今晩はジンギスカンらしいが、焼くのかな~?支援センター定番のラムシャブお鍋のほうが手っ取り早く美味しく召し上がれますよ~。(タク)
2013年05月27日
アポイのお花畑を取り戻すドリームプロジェクト
先週の土曜日(5/25)の朝。様似の沖には、ホッキ巻き(採り)の船。磯にはウニ採りの人。
そんな、穏やかな春の日。恒例のアポイ岳再生委員会の現地作業が行われました。アポイ岳ファンクラブや研究者、行政で構成する同会は、アポイ中腹の民有地で地はぎを行い、高山植物の再生実験を行っています。昨年は、アポイで採取した種から培養した苗を、メンバーの各家庭で育て、それを実験地に植える「ドリームプロジェクト」をスタート。今年も実験地のササ刈りと苗植えを行うべく、勇者たちが地元はもとより全国から集まってきました。
種を培養した静岡大学、実験地の場所を提供している王子ホールディングの王子緑化木材、北海道、アポイでエゾシカ調査を行っている酪農学園大学、そしてアポイ岳ファンクラブの面々。実験地に向かう前に、ビジターセンター前で意気揚々と記念撮影です。
実験地は、アポイの5合目下にあるのですが、その道すがら、今アポイで咲いている花をご紹介。まずは登山口からすぐ見られたヒメイチゲ。
そして、登山口から2合目にかけてもっとも目立っているエゾオオサクラソウ。
登山道脇にそっと咲いていたコミヤマカタバミ。
かんらん岩の岩場の隙間に咲くフイリミヤマスミレ。
手ブレでゴメン、センボンヤリ。静岡大の増沢先生によると、この花は秋にも自家受粉して花を咲かせる変り種らしい…。
終わりかけか?ショウジョウバカマ。
そんな花たちを楽しみつつ、約1時間で実験地へ到着。さっそく、ササ刈りチームと苗植えチームに分かれて作業開始。
植える苗は、アポイアズマギクとエゾコウゾリナ。静岡大で育てたものと、地元の家庭で育てたもの、約400株を丁寧に植えました。
ところで現地には、昨年春に植えたアポイアズマギクが元気に花を開いていました。
地元住民の手によるドリームプロジェクト。多くの住民がかかわればきっとアポイのお花畑も復活するはずです。
その日の夜には、再生委員会の総会が行われ、引き続きアポイの花の再生活動に取り組んでいくことが了承されました。
世界的にも極めて貴重な、アポイ岳の高山植物群落。地元の誇りであるこの自然を守り育てていくファンクラブなどの活動に、あなたも参加しませんか?多くの住民がかかわることで、きっと大きな力が生まれてくるはずです。「私も…」という方はぜひ、お近くの関係者かジオパーク事務局までお知らせください。(タク)