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2013年06月03日
遅くなりましたが...「第4回さまにウニまつり」レポート!
あっという間に一週間が過ぎてしまいました…。
かなり遅くなってしまいましたが、ウニまつりレポートです!
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今年はウニの生育状況が悪かったため、開催日を5月26日に延期しました。
延期したことによって、「お客さんがあまりこないのでは…」と、多少不安でしたが午前8時の段階ですでに行列が! 改めて、ウニのチカラを感じました。
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10時30分から整理券を配布。
当日、ご用意出来た1,050枚はあっという間になくなってしまいました。
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お昼に近付くにつれ、天気も良くなってきてバーベキューを行うには絶好の一日となりました。
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観光協会会長のウニの殻むき指導。約1ヶ月ウニの成長を待ったことによって、皆さんに満足いただける
ウニを提供出来たのではないでしょうか。
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会場内にアポイちゃん、カンランくん登場!
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カンランくんも子どもたちに大人気です!
この日のカンランくんの動きがとてもよかったと聞きました。
なんだか少しだけ悔しい気持ちになりますね…。
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今年もたくさんの方々に来ていただき、第4回ウニまつりは大盛況のうちに終了することが出来ました。
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こちらは会場内でご記入いただいたアンケートです。皆さんのご意見を参考にしながら来年は更に満足度の高い
イベントを実施出来ればと考えています。
後記。
当日、私は整理券の配布も担当していたのですが、司会の302さんが「整理券を配布します!」と
言った瞬間にパラパラと雨が…。やっぱり私が雨を持っているのか!?(izm)
2013年05月31日
三笠の担当者と北大2年生の地学巡検一行がビジターに来てくれました
リニューアルオープン以降、順調な入込が続く、アポイ岳ジオパークビジターセンター。今日は、今年度日本ジオパークに申請中の三笠市の担当者の方々が遠路、視察に来て下さいました。
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三笠でも、コア施設の整備を検討中とのことで、できたてホヤホヤの我が施設を参考にしようというわけ…。参考にして下さるなんて嬉しい限りです。できれば泊っていろいろ情報交換させていただければと思ったのですが、ご都合が悪いらしく見学後、お帰りになりました。お互いジオパーク発展のために頑張りましょう。
また、三笠がお帰りになったすぐ後に、今度は北海道大学理学部2年生の地学巡検一行がお立ち寄り。
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本来は、ウチのジオ美が館内案内するところ、別件で対応不能ということで、急きょワタクシが代役に…。シドロモドロの冷や汗もの解説でした。拙い解説で学生さん、コメンナサイ。
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また、指導教官のM田・K村・S田・Y本先生方には、ジオパークグッズもたくさん購入していただきました。ありがと~。
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見学を終えた学生さんは、今日のお宿となる歩いて3分のアポイ岳調査研究支援センターへ。今晩はジンギスカンらしいが、焼くのかな~?支援センター定番のラムシャブお鍋のほうが手っ取り早く美味しく召し上がれますよ~。(タク)
2013年05月27日
アポイのお花畑を取り戻すドリームプロジェクト
先週の土曜日(5/25)の朝。様似の沖には、ホッキ巻き(採り)の船。磯にはウニ採りの人。
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そんな、穏やかな春の日。恒例のアポイ岳再生委員会の現地作業が行われました。アポイ岳ファンクラブや研究者、行政で構成する同会は、アポイ中腹の民有地で地はぎを行い、高山植物の再生実験を行っています。昨年は、アポイで採取した種から培養した苗を、メンバーの各家庭で育て、それを実験地に植える「ドリームプロジェクト」をスタート。今年も実験地のササ刈りと苗植えを行うべく、勇者たちが地元はもとより全国から集まってきました。
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種を培養した静岡大学、実験地の場所を提供している王子ホールディングの王子緑化木材、北海道、アポイでエゾシカ調査を行っている酪農学園大学、そしてアポイ岳ファンクラブの面々。実験地に向かう前に、ビジターセンター前で意気揚々と記念撮影です。
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実験地は、アポイの5合目下にあるのですが、その道すがら、今アポイで咲いている花をご紹介。まずは登山口からすぐ見られたヒメイチゲ。
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そして、登山口から2合目にかけてもっとも目立っているエゾオオサクラソウ。
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登山道脇にそっと咲いていたコミヤマカタバミ。
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かんらん岩の岩場の隙間に咲くフイリミヤマスミレ。
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手ブレでゴメン、センボンヤリ。静岡大の増沢先生によると、この花は秋にも自家受粉して花を咲かせる変り種らしい…。
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終わりかけか?ショウジョウバカマ。
そんな花たちを楽しみつつ、約1時間で実験地へ到着。さっそく、ササ刈りチームと苗植えチームに分かれて作業開始。
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植える苗は、アポイアズマギクとエゾコウゾリナ。静岡大で育てたものと、地元の家庭で育てたもの、約400株を丁寧に植えました。
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ところで現地には、昨年春に植えたアポイアズマギクが元気に花を開いていました。
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地元住民の手によるドリームプロジェクト。多くの住民がかかわればきっとアポイのお花畑も復活するはずです。
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その日の夜には、再生委員会の総会が行われ、引き続きアポイの花の再生活動に取り組んでいくことが了承されました。
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世界的にも極めて貴重な、アポイ岳の高山植物群落。地元の誇りであるこの自然を守り育てていくファンクラブなどの活動に、あなたも参加しませんか?多くの住民がかかわることで、きっと大きな力が生まれてくるはずです。「私も…」という方はぜひ、お近くの関係者かジオパーク事務局までお知らせください。(タク)
2013年05月21日
世界推薦のプレゼンに臨んできました
先週末から今日まで、東京及び千葉・幕張に行かせていただきました。何しに行ってきたかというと、世界ジオパークに推薦してもらうためのプレゼンテーションに臨んできたのです。ジオパークには、日本ジオパークと世界ジオパークがありますが、アポイ岳ジオパークは、日本ジオパーク。これまでに、さまざまな活動を行ってきましたが、なんとか世界に挑戦するだけの態勢が整ってきたとの判断から、4月に推薦機関である日本ジオパーク委員会に申請書を提出していました。今回のプレゼンは、その申請書に基づき、11名の委員さんの前でアポイ岳の取組みを発表するというもの。
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会場は、千葉県の幕張メッセ。地球科学系の合同学会発表会・日本地球惑星科学連合大会の1セッションとして、ジオパークの申請地域のプレゼンテーションが組み込まれているのです。今年は、アポイ岳を含めて3つの日本ジオパークが世界推薦の申請を、10地域が日本ジオパークの認定申請を行っており、あわせて13地域のプレゼンとなるだけに、連合大会の会場中、もっとも大きな部屋が用意されました。
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アポイ岳は3番目に発表。坂下会長(町長)とワタクシが12分間のプレゼンに臨みました。発表後は、委員さんからさまざまな質問や意見が出され、答えに窮してしまう部分もありましたが、なんとか終えることができました。しかし、問題はこれから。地域からの申請・発表を踏まえ、今度は委員さんによる現地審査が夏ごろにあり、それに向けて準備を進めることとなります。
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また、連合大会ではジオパークの取組みをポスター発表するセッションも組み込まれていて、こちらはジオ美がアポイ岳での取組みを紹介してきました。
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また、例年、この大会時にあわせて日本ジオパークネットワークの総会が行われていて、今年もメッセ横のビルを会場に通常総会が行われ、ネットワーク理事でもある坂下会長が出席しました。今年は、ジオパークがユネスコの正式なプログラムになるかもしれないということで、ネットワークとしてもこれまで以上、力の入ったPR活動を展開することとなります。でも、アポイ岳も今年は世界に挑戦する節目の年。まずは次の現地審査に向けて頑張っていきますので、地域住民やアポイを愛する皆様のご支援ご協力をぜひお願いします!(タク)
2013年05月18日
アポイ岳情報2012-01:5/16
<アポイ岳開花情報>
今年のアポイ岳の開花は、とても遅れているそうです。今のところ開花は9種類です(ショウジョウバカマ、ヒメイチゲ、コブシ、フイリミヤマスミレ、オオサクラソウ、エゾムラサキツツジ、サマニユキワリ、アポイタチツボスミレ、アポイアズマギク)。
登山道の雪は、溶けました。
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さて、5月16日(木)アポイ山塊に植物調査に行ってきました。TANIMURA氏、SHINNTA氏、IYOKI夫妻、MAT学芸員、私でした。山頂は霧と風ビュービューの世界でした。
曇り、一時小雨でしたが、お花がたくさん見られましたので一部紹介します。また食べられる山草を紹介します。
<アポイ山草情報>
サマニユキワリ(様似雪割)が群生していました。近年は、アポイ岳では、アポイちゃんがたくさん増えているとのこと。
姫一華(ヒメイチゲ)↓ 雨上がりでも、また違った一面のお花が楽しめます。
以下、アポイではありませんが、
草蘇鉄(クサソテツ)の若芽、コゴミ(コゴメ)↓。真ん中の一本は残して、山の恵みをいただきます。
反魂草(ハンゴンソウ)の若芽↓。茎をまげていき、折れるところで採ります。
ということで、夕飯に食べました。
ハンゴンソウの上のほうの葉は、天ぷらに。なんでも天ぷらは、おいしい~。
ハンゴンソウの茎は、手が赤くなりますが皮をむいて、ゆでました。春の香りとほんのり苦みを味わいました~。
コゴミは、葉をとってゆでました。半分はめんつゆにつけました。グルグル巻きの真ん中が、特においしい~。鰹節と醤油でいただきました。
そろそろ、アポイもお花がたくさん咲きだす時期です。アポイ岳では、5~10月までお花は見られますが、例年5月末~6月中旬が一番多く咲いている時期です。ですが今年は、遅れるかもしれません。晴れて気温が上がると一気に咲き出すことでしょう。
6/9は、アポイ登山のツアーもあります。http://www.apoi-geopark.jp/event/2013/06/post_78.html
ぜひアポイにおいでください~。(ジオ美)