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2016年01月24日
無事故を願って...様似町交通安全住民大会
毎年1月下旬に開催している様似町交通安全住民大会が1月24日(日)、中央公民館で行われ、約200名の町民が交通安全への決意を新たにしました。
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大会では、最初に町内ブロック別住民運動の表彰式が行われ、金賞の様似町長表彰には、岡田・田代・新富ブロックが受賞しました(写真は、銀賞の平宇・東平宇・冬島ブロック)。
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表彰の後には、町内各世代ごとの交通安全宣言が行われ、幼児センターきりん組の山田隼人くんと川上海音ちゃんや、様似小児童会長の港志童くんらが、元気に交通ルールを守ることを宣言しました。
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また、大会後には浦河警察署の川端地域・交通課長による講演と、静内小学校の加渡先生率いる、新冠レ・コード館ジュニアジャズバンド(RJB)のコンサートも行われ、子どもたちが奏でる楽しいリズムに参加者は聞き入っていました。
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様似町では昨年、死亡1名を含む6件の人身事故がありました。一瞬にして人生を失ってしまうこともある交通事故。町民一人ひとりが高い意識をもって無事故のまちを目指していきましょう(タク)。
2016年01月16日
石の世界を体験しよう!学ぼう!ジオ実験塾第1回
おとといの地震は震度5弱を記録した様似町です。私はお昼休みだったのですが、緊張が走りました。東日本大震災の教訓を忘れてはならないと思った日でした。
さて本日、ジオ実験塾第1回目を開講しました。幌満コミュニティーセンターに25名、新冠からえりもの方まで多くの方に参加いただきました。NI~DA先生から実験をしながら、鉱物について教えてもらいました。鉱物の色や形を観察し「硬さ・重さ」を調べました。子供たちも多く、参加者間の交流もあり、とても楽しい実験塾になりました。
巨大な水晶にびっくり。1年かけて人工的に作られたものです。
「きれーい」との歓声が。美しい標本にうっとりです。標本をたくさん見せてもらいました。
鉱物を、無色鉱物と有色鉱物に分けます。
方解石をハンマーでたたいて、形を確かめます。
方解石を小さく割っても、形は同じなのです。
黒雲母は層状に積み重なっている構造をしている鉱物です。カッターではがしますが、どこまで薄くはがせるかなー?光がとおるくらい薄くはがれたものは、のりのようですね。黒雲母は層状にぺらぺらはがれる面白い構造をしていますね。
次回の実験塾は2月13日です。NI~DA先生ありがとうございました。(ジオ美)
2016年01月07日
今年最初の運試し...さまに歳末連合大売出し抽選会
あけましておめでとうございます。今年も様似町とアポイ岳ユネスコ世界ジオパークをよろしくお願いいたします。
さて、今年最初の運試しの「さまに歳末連合大売出し抽選会」が1月7日、様似町中央公民館で行われました。今年は、アポイ岳ジオパークが世界ジオパークに認定されたということで、これまでの補助券20枚で抽選本件1枚と交換だったのが、10枚で交換できることになりました。これにより、当選本数も例年の倍となったこととなり、会場には約500人もの町民のみなさんが集まりました!
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当選番号は、例年どおり坂下・様似町町長、工藤・様似町商工会長、そして会場代表の町民のKさんの3人がおもちゃの弓矢で番号を射抜いて決めます。
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当選品は、1等10,000円から4等2,000円までの商品券1,200本に、今回は特賞として、日高管内温泉施設宿泊・食事券30,000円相当が30本。決定ホヤホヤの当選番号は以下のとおりです。
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今年のあなたの運はいかがでしたか?今年もみなさんにとって良い1年でありますように。アポイ岳ユネスコ世界ジオパークも引き続き頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。(タク)
2015年12月05日
様似郷土館のアンモナイトを見てもらいました
「1億年前の北海道とアンモナイト」について講演していただいた、北海道博物館のK原学芸員に様似郷土館所蔵のアンモナイトを見てもらいました。
300点、3000点ものアンモナイトは、ほとんどが様似町民の故N津さんが集めたもの。鵜苫の浜や、様似漁港工事の際に集めたものだそうです。ものすごい量です。。。標本番号のナンバリングもさぞ大変だったことでしょう。。。
アンモナイトの種を同定してもらい、写真撮影しました。
今後、「N津コレクション」として目録を発表し、展示や研究に活用して行きたいと思います。
様似町とアンモナイトは関係あるの?とよく聞かれます。様似町でのアンモナイト産出報告論文は出ていないのですが、鵜苫の浜でアンモナイトは見つかります。また浦河でアンモナイトが産出している地層の続きが鵜苫に出ていますので、もしかしたら発見があるかもしれませんね。
多々不手際あった中、快くアンモナイトを見ていただいたK原学芸員ありがとうございました。
見終わった450点ものアンモナイトたち。(ジオ美)
2015年12月04日
1億年前の北海道は、どんなところだったの?
昨日は、ふるさとジオ塾第2回「1億年前の北海道とアンモナイト」でした。
講師は、北海道博物館からお越しいただいた、K原学芸員です。
様似町でも産出するアンモナイトについて、とてもわかりやすく教えていただきました。
松浦武四郎が浦河で見た石「かぼちゃ石」はアンモナイトのことです。「松浦武四郎と行く、アンモナイトのアポイ岳ジオパークツアー」も面白そうですね。企画したいと思います。
またK原学芸員には、様似郷土館所蔵の約3000点のアンモナイト化石の学名を見てもらう同定作業も行っていただいています。(ジオ美)