ブログ

2019年02月08日

ふるさとジオ塾「鹿角DEアクセサリー作り&試食会」が開催されました!!

こんにちは!Showです!!今回は昨年も行われ、好評だったジオ塾特別版「鹿角DEアクセサリー作り&試食会」が行われました!!その様子を書いていきたいと思います。

IMG_2616.JPG

講師は昨年に引き続きエゾシカ協会に参加している宮崎亨先生です!今回のジオ塾はアポイ岳ジオパーク推進協議会とエゾシカの利用促進について考えるエゾシカを有効活用する会の共催で行われました。今回、使用したものはエゾシカの角はエゾシカを有効活用する会の漁師さんから提供していただいたものでその中から参加者は好きな形の角を選び、エゾシカを有効活用する会の好きな部分を切ってもらっていました!

IMG_2604.JPG

IMG_2625.JPG

自分の好きな角を選んだらあらかじめ配られていたやすりなどの道具を使いながら鹿角を磨く作業に入りました。

IMG_2607.JPG

IMG_2633.JPG

家族連れの方も来ており、たのしみながら自分だけの作品を作っていました。

IMG_2643.JPG

ある程度磨き終わったら、角に穴を開けたりして、アクセサリーを完成させていきます。

IMG_2656.JPG

また用意されたビーズなどの装飾品を使い、世界に1つしかないアクセサリーを完成させました!

IMG_2678.JPG

IMG_2679.JPG

個性あふれる作品が数多くでき、宮崎先生もおもしろいものが多くあり、今後の作品の参考にすると言っていました。

その後、場所を移動して試食会が実施されました!

IMG_2684.JPG

IMG_2687.JPG

試食会では、シカ肉のたたきやジャーキー、そしてトマト煮などが少量ですが振舞われました!

IMG_2693.JPG

IMG_2696.JPG

僕も少し食べさせていただきました!!

IMG_2703.JPG

やわらかく煮込まれていてとてもおいしかったです!!さらに生クリームをかけてさらにおいしくなりました!!!

この試食会を通じて、シカ肉の調理方法やおいしさを知っていただけたらうれしいです!!!

子どもも大人も楽しんでいただけたジオ塾となりました!!!(Show)

2019年01月28日

ふるさとジオ塾特別版「SDGsカードゲームで世界とのつながりを知ろう!」

こんにちは!Showです!

今回は1月22日に開催されたふるさとジオ塾特別版「SDGsカードゲームで世界とのつながりを知ろう!」が開催されました。SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。SDGsは2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193カ国が2016年~2030年の15年間で達成するために掲げた17の目標と169のターゲットです。17の目標には、貧困や飢餓、健康や教育、エネルギーや働きがい、気候変動などの自然に関した目標が設定されています。SDGsカードゲームとは、そんなSDGsがなぜ世界に必要なのか、そしてそれがあることによってどんな変化や可能性があるのかを体験的に理解し、楽しみながらSDGsの本質を理解できるゲームです。

今回は、SDGsを町民の方にも理解してもらおうと行われました。

IMG_7733.JPG

IMG_7730.JPG

まずは、北海道博物館の栗原憲一氏がSDGsとジオパークについての関わりについてお話がありました。

IMG_7738.JPG

次に、カードゲーム「2030 SDGs」を体験しよう公認ファシリテータ-の黒井理恵氏がSDGsの簡単な説明をした後、カードゲームの説明に入りました。ルールは事前にゴールが配られ、そのゴールに向かって、与えられたお金と時間を使って、プロジェクトを行っていきます。

そして、プロジェクトを実行する時に大事になってくるポイントとして参加者全員がホワイトボードに張り付けられたマグネットを共有していきます。これは参加者全員で創り出す世界の状況を表します。3種類のマグネットが用意され「経済・環境・社会」を意味します。

説明が終了すると、早速2人1組でゲームがスタート。

最初は、とまどいながらもコツをつかんでいったのか、席を立って他のチームを見に行ったり、同じ卓に座っているチームと話しながらゲームを進めているところもありました。

IMG_7752.JPG

IMG_7754.JPG

前半と後半でゲームが行われるため、一度前半終了時に軽い振返りが行われました。

IMG_2596.JPG

ここでは、ホワイトボードの世界の状況を見ながら、振返りが行われました。

前半では、経済はとても発展しているが、環境と社会がとても酷い状態にあるということが黒井さんから話され、後半がスタート。

後半では、どのチームもゴールに向かいつつ、世界の状況を意識しながら進められました。

IMG_7760.JPG

IMG_7758.JPG

後半が終わり、全体の総括が行われました。

IMG_2599.JPG

目標を達成したチームは15チーム中12チーム。世界の状況は、前半よりも社会がよくなりましたが、環境はいずれ最悪の状態ということが話され、ゲームが終了しました。

このゲームを始めてした参加者からは自分だけが動くのではなく、声を掛け合いながら動く大切さや中々考えないことを考えるきっかけになったので参加してよかったなどの感想がありました。僕自身もSDGsについてしっかり知ることができた良い機会になりました!!

(Show)

2019年01月21日

日高王国写真展が開催されます!

皆様、こんにちは!コウです。今年も宜しくお願いします。

前回からだいぶ空いてしまいましたね。申し訳ございません。

22日から27日(日)まで「日高王国写真展」が様似町中央公民館の1Fギャラリーにて開催されます。

日高王国とは本州から修学旅行生を招いて、農家や漁家に宿泊し、都会では普段体験をすることができない作業を体験し、自然の中で地域の方々とふれあう活動です。

受入家庭の集合写真や生徒が体験作業をしている写真などがたくさんございます。

ぜひ、皆さまお越しください。

IMG_2558.jpg

 

 

IMG_2559.jpg

 

 

IMG_2560.jpg

2019年01月18日

アポイ岳ドリームプロジェクト in 様似中学校

こんにちは!Showです!!12月10日に様似中学校でアポイドリームプロジェクトが行われました。

アポイドリームプロジェクトとは、生徒たちがアポイ岳の高山植物の種を育て、できた苗をアポイ岳に戻す活動を通して、自然再生事業に関わり、郷土愛を育むことを目的に静岡大学の増澤先生とボランティア団体「アポイ岳ファンクラブ」を中心に行っています。今日はプランターに土を入れ、種を植える時間の様子を紹介していきます。

最初は、増澤先生からほかの地域の再生活動の様子を紹介しながら生徒たちが、これから行う活動の必要性や意味についての授業が行われました。生徒たちも真剣に授業に取り組んでいました。

IMG_2407.JPG

IMG_2409.JPG

プランターに入れる土は2種類使います。1つは市販されている培養土。もう1つはアポイ岳の土になります。そして、土の下にはアポイ岳の環境に近づけるため、かんらん岩を敷き詰めます。

IMG_2411.JPG

今回の作業の説明が行われ、生徒達は作業に入りました。

IMG_2413.JPG

実際にプランターに種を植える時間ファンクラブの方々も忙しく土の量や種の植え方についてそれぞれの机を見ながら指導していました。細かい種を植え付けるのに苦戦する生徒たちがちらほらいたようにも見えました。

IMG_2419.JPG

IMG_2431.JPG

IMG_2455555.JPG

IMG_2456.JPG

2時間の授業の中で行程を無事に終了しました。あとは生徒達自身が家庭に持ち帰り、育てることになります。多くの苗が春にはアポイ岳に戻せるように育ててほしいですね。

増澤先生、アポイ岳ファンクラブのみなさまお疲れ様でした!

(Show)

2019年01月08日

第9回日本ジオパーク全国大会アポイ岳(北海道様似町)大会 3日目②!

前回、全国大会3日目①のブログにてポストジオツアー①~④コースについて書かせて頂きましたので今回は⑤~⑦コースについて書いていきたいと思います!!

 

⑤「アイヌ語・アイヌ伝説からジオを学ぶコース」

このコースは、アイヌ語地名や伝説を現地の地形など学んだり、アイヌ古式舞踊体験やアイヌ文化を体験できるコースです。ローソク岩や親子岩、観音山をまわり、アイヌ語地名や伝説を聞きながら、その由来となった地形などを間近で見て、体感していました・その後、アイヌ伝統家屋であるチセに行きました。そこでは、チセの中にある囲炉裏に火をくべたり、様似民族文化保存会のみなさまと一緒にアイヌ古式舞踊の体験も行われました!また、昼食時にはアイヌ料理が振舞われました!!

P1090747.JPG

↑観音山を見学。チャシや展望台を見学しました。

P1090771.JPG

↑様似民族文化保存会の方々がアイヌ古式舞踊を披露

P1090776.JPG

↑参加者も一緒にアイヌ古式舞踊を体験しました

 

⑥「馬産地ひだかのルーツを探る!日高優駿街道コース」

このコースは、日高地方が日本一の競走馬産地となったルーツを地形的な特徴を見ながら解き明かしていくコースです。前の5つのコースとは違い、このコースは隣町の浦河町や新ひだか町を巡るツアーでした。ジオツアーで様似町以外のコースを設定するのは初の試みでした。まずは、JRA日高育成牧場へ行き、競走馬がどのように調教されているかや蹄鉄を作る工程などを見学しました。その後、新ひだか町の真歌の丘にあるシャクシャイン像や明治42年(1909年)に建設され、皇族などが来場された貴賓舎である龍雲閣にて、アイヌの歴史や馬と日高の歴史などの解説が行われました。馬文化に初めて触れた参加者が多く、馬産地ならではのジオツアーを堪能されてました。

IMGP2764.JPG

↑間近で馬を見学!

IMGP2767.JPG

↑三石の道の駅では、そこから見える日高山脈について解説が行われました。

IMG_3624.JPG

↑真歌の丘では、シャクシャインやアイヌについて説明がありました!

 

⑦「どんだけ~強風体験!えりも岬とんがりロードコース」

このコースは、風極の地といわれるえりも岬で本当に日高山脈が太平洋に没しているのかを周辺の地形を見ながら考えてみるツアーです。最初にえりも郷土資料館を見学し、えりも岬周辺の自然などを学びました。続いて南東に位置する歌別川で、北海道の秋の風物詩である鮭の遡上を見ることができました。その後、えりも岬やルーラン岩礁などで、日高山脈とえりもの地形について学び、昼食はえりもの地形や自然を活かして育てられた「えりも短角牛」を生産者の話を聞きながらいただき、参加者は大満足の様子でした!!

IMG_3307.JPG

↑えりも町郷土資料館での様子

IMG_3320.JPG

↑ルーラン岩礁に着き、見学を行う頃には晴天に!

IMG_3325.JPG

↑雲が晴れ、とてもいい景観となりました!!

 

今回のポストジオツアー全体の満足度は「大変満足した」「やや満足した」を合わせて90%超え、大好評でした!町外ツアーという初めての試みをしたり、8日のうちに空港へ行くという詰め詰めの日程ではありましたが、多くの方の協力を得て、大成功のツアーとなりました!一方でツアーの課題等などが見えてきたので、これから行う一般の方向けツアーの質向上に繋がる良いきっかけとなりました。

 

以上長くなりましたが、全国大会についての報告ブログでした!

(Show)

月別アーカイブ

  • Mt.Apoi Geopark Facebook