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2020年04月25日
おうちで「北海道の春」の風景
新型コロナウイルス感染拡大防止のため外出自粛が呼びかけられている中で、風景映像を公開していく取り組みが各地のジオパークで進められています。アポイ岳ジオパークもこの取り組みに参加し、動画を公開しておりますのでぜひご覧ください。
https://www.apoi-geopark.jp/news/2020/04/post-151.html
ブログでも「アポイ岳ジオパークエリア内の風景」を紹介したいと思います。事態が収束した際には現地を訪れていただければとても嬉しいです。
様似川、線路と雪が見えるアポイ岳(令和2年4月13日撮影)
橋脚の下に集まるカモさんたち
キバナノアマナ
アスファルトの中から飛び出すフキノトウ
<なぜ北海道は桜の開花が遅いのか?>
ところで、アポイ岳ジオパークにはまだ雪がある3月~4月ごろに、東京で桜が咲いたというニュースが流れます。例年、アポイ岳ジオパークで桜が見られるのはゴールデンウィーク前後。なぜ北海道は桜の開花が遅いのでしょうか。理由の一つは「緯度の違いによる気温の差」。緯度が高い地域では光が斜めから届き地表の広い範囲を照らします。その分日差しは弱く気温の上がりにくい寒い地域になります。緯度の低い地域では光は上から届くため照らされる範囲は狭くなり、日差しが強く暑い地域となります。(参考 NHK for school)(ジオ美)
2020年04月20日
4/19のヒダカソウ
昨日は、晴れて気温も高かったせいか、ヒダカソウのつぼみもかなり大きくなってきました。
そんな折、今日からビジターセンターを休館することになり、実物を見て頂くことが難しくなりそうですが、開花しましたらこのブログでお知らせします。
2020年04月09日
4/9のヒダカソウ
前回の写真(4/2撮影)から1週間が経過しました。
左端のつぼみが膨らんできたかな?くらいの感じです。
今日は雪も降るほどこのところは寒い日が続いているので、成長がゆっくりなのだと思われます。
2020年04月03日
新年度スタートしました
長らく投稿が空いてしまいしました。(この挨拶何度目ですかね...)
新型コロナウイルスの影響で、アポイ岳ジオパークでも2月下旬以降各イベントが中止になっていきました。
新年度になり、関係施設はオープンしていますので、現況報告兼ねましてご紹介していきます。
(定期的に換気していますので、今の時期肌寒い場合があります。ご了承ください。)
まずは、ジオパークビジターセンターです。
特別展として「幻の花 ヒダカソウ」を開催しています。(6月30日まで)
様似町の花でもあり、カントリーサインのデザインにもなっています。
(話はそれますが、このイラスト入りサインは北海道オリジナルで、私も初めて見た時は驚きました。)
昨日4月2日のヒダカソウの様子です。
つぼみが出ている状態です。葉は開花後に出るそうです。
取扱いが難しいこともあり、開花期までは一般展示はできませんが、様子については随時写真でご紹介していきます。
続いて郷土館です。
ホームページの写真が結構古いので、ページ自体もリニューアルしようと考えております。
近年は、ブログでセミナーの紹介もしたとおり、冬島遺跡関連の展示もしています。
それから個人的に見どころと思っているのは、昨年「歴史の道百選」にも選定された様似山道のジオラマです。
パンフレット等で平面図で見るのと比べて、イメージが湧きやすいのではないでしょうか。
そして図書館です。
実は館内にジオパークコーナーがあるのですが、そのことに触れている情報がインターネット上にないのです。。
(カウンター向かって右手にあります。)
ここも今後のホームページ改善の一環で取り組んでいこうと考えております。
徐々にではありますが、他のジオパークの資料も増やしていく予定ですので、訪れてほしいところです。
最後は、観光案内所です。
やっぱり海産物は外せません!
Facebookでも紹介していますが、新たな商品も取り揃えていますので、お立ち寄りください。(クド)
2020年02月10日
寒いからこそ
帳尻合わせのようにこのところ寒い日々ですが、いかがお過ごしでしょうか。
アポイ岳ジオパークも雪が降ったり、冷え込みが厳しくなっています。
(それでも雪は相変わらず少ないですが)
これだけ冷え込んでいるのだから、ジュエリーアイスが見られないかなと
日々海岸へ足を運んでいるのですが...どうにも氷が少ないです。
今朝(10日)の海岸
消波ブロックの上には大きな氷が。
これもジュエリーアイスと呼べるのか??
寒いだけではダメということですね。
氷を運ぶ波や風も重要な要素ということでしょう。
でも氷は何もジュエリーアイスだけじゃない、
ということで滝スポット2ヶ所も週末に行ってきました。
まずは、通称「不動の滝」。
ジオサイト・不動の沢(A4)の上流にあります。(林道から見えます)
写真コンテストでもモチーフにしている作品があります。
撮影した時は-13℃でしたが、水温が高いのか
水量が多いのか全面結氷ではありませんでした。
また、少雪とはいえ、林道は雪が残っているので車の運転に注意が必要です。
そこでお手軽にアクセスできるのが「オホナイの滝」。
大正トンネルと花こう岩類(D4)のそばにあります。
撮影した時は日が陰ってしまいましたが、
西向きなので夕暮れ時は綺麗だと思います。
週後半は気温が上がる予報なので、週末見に来てください、
と言いにくいのが複雑なところ。(クド)