ブログ

2011年05月31日

二人を見つけて様似の旨いものをゲットしましょう!

当webサイトの「お知らせ」でもお知らせしていますが(変な日本語だ)、様似町の特産品をゲットする大チャンスがあるのをご存じですか?

お楽しみコンテンツ「カンランくん&アポイちゃんを探せ」がそれ。このコンテンツは、このwebサイト内のいろんなページに隠れているカンランくんとアポイちゃんを見つけ出し、教えてくれるキーワードを並べるとある言葉になるというものです。

 

探せバナー.jpg

チャレンジするには、このバナーをクリック。

http://www.apoi-geopark.jp/contents/mascot/look.html

 

ヒントページ.jpg

このヒントを元に、あるページに辿り着くと・・・

 

見つけた2.jpg

このように、小さい2人がページのどこかにいるのです。どのページでも同じポーズで、いつも下の方にいることが多いような・・・。そして、その2人をクリックすると・・・

 

キーワード.jpg

ジャーン!と1文字のキーワードが表示されます。

5か所に隠れている2人を探しだし、5つのキーワードをつなげるとアポイ岳ジオパークに関係のある言葉になるというものです。

そして、今、その「ある言葉」を書いて応募すると、なんと抽選で4,000千円相当の様似町の特産品詰め合わせをプレゼントするという期間限定の企画を実施中なのです!

 

特産品.jpg

海の幸、山の幸と バラエティ豊かな様似の特産品。これらの中からセレクトしてお届けしますよ。

ここだけの話ですが、実はまだ応募者がぽつぽつといった状況。これは大チャンスです。

 応募期間は6月30日まで。みなさんのチャレンジ&応募をお待ちしてます!

(krmd)

2011年05月28日

今夜放送!アポイ岳がTVで紹介されます。

5/20の当ブログで、様似町で行われたTVのロケーションの様子を302さんが報告していますが、その番組の放送がいよいよ今夜にせまりました。

 

テレビ東京系列(北海道ならTVh) デジタル7チャンネル

5/28(土)19:00‐20:54

「土曜スペシャル 一度は登りたい!日本名山紀行」

 

番組では、アポイ岳に加え関東近辺4山の5つの山が紹介される模様です。

テレビ東京のwebサイトによると、アポイ岳は「日本で最初に高山植物が咲く不思議な山」として紹介されるとのこと。うーん、今からとても楽しみです。

放送は今夜19時から、みなさんもぜひご覧ください!

6020341G(新井田).jpg

*この写真はアポイ岳の登山風景のイメージです。番組とは関係ありません。

(災害支援のため姉妹村の岩手県野田村に長期派遣中の302さんに代わり、krmdがアップしました)

2011年05月27日

観音山情報05:5/27

前回の観察会以来、約2週間ぶりの観音山です。

もう妖精たちのリレーも終わっちゃってるかも…とちょっと心配しながら行ったのですが・・・

 

110527全体.jpg

なんのなんの、このとおりまだまだ真っ盛りでした。

 

110527オオバナとシラネアオ.jpg

主役はこの2人。左がオオバナノエンレイソウ、右の淡い紫がシラネアオイです。「主役はこのワタシよ!」と言っているかのように、競い合うように並んで大ぶりの花を咲かせていました。どちらの花も、もうしばらくの間は楽しめそうな様子でした。

 

110527ムラサキケマン.jpg

そのほかにも、このムラサキケマンなどもちらほらと咲いていましたよ

 

110527セイヨウとエゾタンポ.jpg

ところで、上の写真も今日観音山で撮影したものですが、2輪のタンポポが写っていますよね。実はこの2つ、全く別々の種なのです。

 

110527エゾタンポポ.jpg

まずは右手前のタンポポを横からアップで見てみると、赤い矢印の部分(総苞片)がピタッとくっついています。

 

110527セイヨウタンポポ.jpg

でも、左奥のタンポポはというと、同じ部分が下に反り返っています。

上のタンポポはエゾタンポポ、下はセイヨウタンポポという全く別の種なのです。名前でわかるとおり、エゾタンポポはもともと日本にいるもの(在来種)、セイヨウタンポポは外国から持ち込まれたもの(外来種)です。セイヨウタンポポが人の手によって最初に北海道に入ってきたのは明治に入ってからのことのようですが、急激に分布域を拡大し、今ではどこでも見られるようになっています。一方で、もとからいるエゾタンポポは、この観音山などのように自然が豊かなエリアにしか残っていないと言われています。今日の観音山でも沢山のタンポポが咲いていましたが、ほとんどがセイヨウタンポポで、エゾタンポポはわずかしか見られませんでした。

みなさんも今度タンポポを見つけたら、花の下の部分をよーく見てみてください。ピタッとくっついたものを見つけられたら、とてもラッキーなことなのかも知れません。

(krmd)

2011年05月26日

元のオリーブグリーンに近づいた?

先日、様似町役場前にある「アポイの鼓動~かんらん岩、見る触れる感じる広場~」で磨き直し作業が行われました。

かんらん岩広場研磨作業1.jpg

通称・かんらん岩広場は、貴重なかんらん岩をはじめとする日高山脈の巨石を切断研磨し設置しているもので、毎年多くの大学が巡検に訪れているアポイ岳ジオパークの野外博物館です。

かんらん岩広場巡検様子.jpg

しかし、設置後10年が経過し、特にかんらん岩の研磨面が白濁したりクラックが入るなど、鉱物の様子が分からないほどに劣化が進んでいました。

かんらん岩広場研磨面比較.jpg

このため、岩石を一つひとつ手作業で研磨し直すこととし、同一面を荒削りから仕上げ磨きまで数段階の研磨を繰り返すことで設置当初の色合いが復活するよう施工したのです。


かんらん岩広場研磨作業2.jpg

結果は、クラックは完全に取り除くことはできませんでしたが、かんらん岩本来のオリーブグリーンは取り戻すことができました。

かんらん岩広場研磨後の八角.jpg

かんらん岩はとても風化しやすく、アポイ岳周辺でも道路工事などにより新しく露出した露頭も、見る見るうちに色合いが変わっていきます。室内に置いてあるかんらん岩のモニュメントはほとんど変化せず、野外のものも日当たりが良くない面は白濁の程度もそう悪くはないことから、太陽光が大きな原因をつくっているのかもしれません。

かんらん岩広場研磨後の看板.jpg

再研磨により、おおむね元の色合いを取り戻した広場ですが、年月が過ぎれば同じように劣化が進んでしまうので、施工後に石材用保護剤を塗布して仕上げとしました。

これにより、今年はリフレッシュした顔立ちで、全国の研究者や学生さん達をお迎えできるはずです。(タク)

2011年05月25日

全国で仲間がどんどん増えています

22日~24日まで、千葉の幕張と東京で、ジオパーク関係の行事があり、4日ぶりのご無沙汰となってしまいました。すみません。

毎年、千葉県の幕張メッセを会場に、自然科学系の学会が一堂に会する、「地球惑星科学連合大会」が行われていますが、その中にジオパークを紹介するセッションがあり、全国のジオパークとともに、アポイ岳もポスター発表を行ってきました。

11地球惑星連合大会.jpg

それぞれ、趣向を凝らしたポスターで自らの地域の取組みを宣伝していましたが、アポイ岳も、現在取り組んでいる「ふるさとジオ塾」のことを題材にPR…。

また、この大会では、ジオパークを認定する日本ジオパーク委員会の公開プレゼンテーションも行われていて、今年は、世界ジオパークの国内候補地1件(隠岐)、日本ジオパーク6件(茨城県北、男鹿半島・大潟、下仁田、秩父、白山手取川、磐梯山)が申請し、審査委員に当地の魅力をPRしていました。

翌日は、場所を都内に移して、日本ジオパークネットワークの2011年度通常総会が行われ、霧島新燃岳噴火や東日本大震災など、歴史的な自然災害が起こるなか、災害へのジオパークが果たす役割についても活発な議論が交わされました。

11JGN総会.jpg

2009年にスタートした日本ジオパークネットワーク(JGN)は現在、4つの世界ジオパーク、10の日本ジオパークにまで拡大し、加盟を目指す地域も年々増え続けています。

今年申請した地域の認定は、ジオパーク委員の現地審査を経て9月ごろに決まる見込みで、新しい仲間が全国でどんどん増えています。(タク)

月別アーカイブ

  • Mt.Apoi Geopark Facebook