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2011年08月02日

アポカンが火まつりPR...in Sapporo

 7月29日、STVテレビ「どさんこワイド」に、アポイちゃん・カンランくんほか3名が、札幌駅前での生放送に出演し、「アポイの火まつり」のPRをしてきました。皆さんご覧になりましたか?

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 駅前広場にアポカンが現れると、子どもたちに囲まれて人気者! 写真撮影に快く応じていました。

 本番の生放送では、2回目のテレビ出演ということもあって、緊張することもなく手を振って愛嬌をふりまいていました。この日の気温は27度。昨年よりは涼しいけど、ちょっと痩せたかも?

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 この後は、大通に移動して「THE サッポロビアガーデン」にも出演し、様似の宣伝・営業に大活躍! 某企画担当職員が独自で製作した「まさに、さまにの夏」と題した超大作DVDが放映された後、満を持してアポカンが登場! 

 会場では、そろそろイイ気分のお客さん達に無視されていましたが、様似の特産品が当たるクイズが始まると、舞台にも注目が集まり、アポイちゃんやジオパーク、火まつりのクイズで盛り上がりました。アポイの銘菓(お菓子)が入ったパンフレットも、飛ぶように無くなりました。

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 PR活動は大切ですね! さて今週末、その効果は?

 アポカンは、もちろん火まつりにも登場し、リボンナポリンでおなじみの「リボンちゃん」とコラボします。また、今年の新企画「腕相撲対決」では、力自慢のカンランくんも出場するとか・・・?

 皆さんも応援に来て下さ~い。                  (久しぶりの Horoman)

2011年08月01日

アポイ岳情報10:7/30

7/30現在、夏真っ盛りのアポイ岳の情報です。

登山道入口から5合目までの間は、前回(7/21のアポイ岳情報09)のときに真っ盛りだったツルアリドオシがすっかり姿を消し、エゾシャクナゲやクルマユリがときおりみられる程度。

5合目から馬の背、そして頂上の間は、見られる花の種類はほぼ前回の情報と同じですが、ここしばらく全く雨が降っていないせいか、ちょっと花たちにも元気がない感じ。

ここまで読むと、「なんだ、今時期のアポイの花はイマイチかー」と思われるかもしれません。そんなみなさんに、今回は吉田岳方面の状況をご紹介したいと思います。

 

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アポイ岳頂上から尾根伝いの北方面にあるのが吉田岳(写真奥)。国土地理院の地形図では無名のピークですが、まるでピラミッドのようなその山容は独特な雰囲気を醸し出しています。また、アポイ岳から吉田岳までの登山道はガラガラとした岩場が続き、まさにこの辺りがかんらん岩でできていることを実感できます。このアポイ岳から吉田岳までの間が、絶好のお花見ポイントなのです。

この区間で今回見られた花は、

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イブキジャコウソウ

 

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ヒメエゾネギ

 

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エゾサイコ

 

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キンロバイなど。上の4つの花は通常のアポイ岳登山道でも見ることができますが、今時期は吉田方面登山道の方が数も多く、また花もまだまだ元気です。

そのほかには、

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ビロードエゾシオガマや

 

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エゾルリムラサキが花盛り。特にエゾルリムラサキは、通常のアポイ岳登山道ではほとんど見ることができませんが、ここではいたるところで出会えます。

 

アポイ岳から吉田岳のピークまでは片道小一時間もあれば行けますし、ピークまで行かなくても、アポイ岳頂上から30分も歩けば沢山の高山植物に出会うことができます。

「花の少ない夏の時期だけど、それでもアポイではやっぱり花を楽しみたい」というみなさん、是非吉田方面まで足を伸ばされることをオススメします。

吉田岳を含むアポイの登山情報については、下記ページをご覧ください。

http://www.apoi-geopark.jp/course/course_03.html

(krmd)

2011年07月29日

ゴールド・ダストを求めて人里離れた山奥へ...

7月25日のブログでお伝えした、山奥での怪しげなオヤジたちの答えはこれ!子どもたちの夏休み企画として、今日行った「砂金掘り体験」のための試し掘りでした。

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ふるさと子どもジオ塾と銘打って行われたこの砂金掘りには、小中学生20人が参加。

場所は西町の海辺川のはるか上流、浦河町との境界付近の山の中です。なんでそんな所かと言うと、今から380年ほど前の1635年、この場所に江戸幕府が掘った金鉱跡があるのです。「東金山金鉱山」と呼ばれ、鉱山現場はにぎわい、海辺川河口のキリシタナイは当時の様似の中心として栄えたそうです。

そんな様似のはじまりと地質に興味をもってもらおうと、様似山師会の協力のもと、いざ一攫千金を目指した、イヤイヤ、体験学習したわけです。

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現場に到着し、まずは講師のT山師から道具の説明。なにやら、鍬のように見えますが、これは砂金掘り専用の道具で、その名も「カッチャ」。

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金具の型が特徴的で、砂利をたくさんすくいやすくなっています。金は重いので、このカッチャでなるべく深いところの砂利や砂を掘り出します。

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そして、ゴールドパンと呼ばれる器で少しずつ大きな砂利を流し、残った砂の中から光る金を探すという寸法です。

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ここまでの作業は簡単なのですが、パンの中に残った砂の中から、金を探し出すのが難しい。なにせ、「砂」金ですから。英語で言うと、ゴールドダストというらしい…。

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金を見つけると、小さいのでスポイトで吸って取り出します。日高山脈の向こうの歴舟川ならもっと大きな砂金が採れるそうですが、ここはあまりそういうサイズはないそうです。それでも、過去には米粒ほどのものも採れたことが…。

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約2時間の作業で、なんとか全員小さな砂金を手にすることができ、主催者としてはとりあえずホッとしました。子どもたちも小石ぐらいのものを想像していたようですが、「世の中そんなに甘くないのだ!」と、子どもじゃなく自分に言い聞かせた1日でした。(タク)

2011年07月28日

夏の風物詩・イカ漁はじまってます

1週間ほど前から始まったスルメイカ漁の水揚げの様子をカメラに収めようと、午後6時ごろ様似漁港に行ってきました。

イカ漁船.jpg

5時には帰港するということだったのですが、ついつい忘れて「もう遅いかな」と思いつつ行ってみると、案の定、すでに荷揚げ作業は済んでいて、漁協の職員さんが作業しているばかりでした。

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今日の水揚量は少なく、魚体もまだまだ小ぶりでしたが、これからどんどん漁も増えてくるんじゃないでしょうか。発砲箱詰めのイカさんの黒光りが美しい~。活きの良さは色の黒さです。

発泡箱詰めのイカ.jpg

現在、様似漁港には道南地方などから12~3隻の外来船が寄港しているとのこと。もっと増えてほしい~! 

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イカ漁といえば「漁火」。以前は、写真にある集魚灯が照らす灯りが夏の夜の風物詩だったのですが、現在は、油のかからない昼間の操業に変わっています。

プロムナードからの親子岩と.jpg

…というわけで、イカ漁の水揚げを取材した後に、こんなきれいな夕日も見られたりするのです。陸から見ると3つに見える親子岩を入れて、パチパチと…。コンパクトデジカメでもなかなかきれいに撮れました。(タク)

2011年07月25日

人里離れた山奥に、怪しげな男たちの影...

神韻な雰囲気の、とある森の奥…。

東金山坑口付近.jpg

怪しげなオヤジたちが小川に入って、なにやら物色中…。

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よく見れば、鍬のような道具で、川底の砂利をすくい上げ…。

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丸い器でジャラジャラと洗っているような…。「あっ~!!もしや?」

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その答えは、今週の金曜日以降にお伝えします。ヒントは、「様似の歴史のはじまり」だヨ。(タク)

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