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2012年01月01日
アポイ岳情報_2012_01:1/1
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
さて、新年早々のブログ記事は、正に元旦の本日行われました様似山岳会主催の「アポイ岳御来光登山」についてです。
まだ真っ暗な午前3時30分過ぎ、登山口であるアポイ岳ビジターセンターを出発。登山道上には20~30cmほどの積雪がありますが、前日?の登山者がラッセルしてくれたおかげで比較的楽に登れます。空を見上げると満天の星空。御来光への期待が高まります。
7合目付近からは遠く様似市街の夜景も見えました。写真が拙くて分かりにくいと思いますが、一番右の光がそう。
馬の背を過ぎると、前の人の足跡も見えなくなり、さらには吹き溜まりの場所では50cm以上も積ってとても歩きにくくなります。こんなとき先頭でラッセルしてくれたのが、様似山岳会きっての鉄人hideさんです。おかげで後ろを行く私たちは楽ちん。
辺りがうっすらと明るくなる中、迫る日の出時刻を気にしながら最後の急登。
そして日の出時刻ちょうどの6時48分、頂上に到着。
御来光が登る東方向に目をやると、なんとそこには!!!
真っ白の世界が・・・
そうです。実は馬の背に着いた辺りから東の空が曇り始め、頂上につくちょっと前には雪もちらつく始末。残念ながら頂上で御来光を拝むことはできませんでした。
それでも地元以外も含め総勢20数名の登山者たちは、元旦の朝にアポイ岳の頂上にいられただけで満足そうでしたよ。
登山者全員には様似山岳会から「アポイ岳御来光登山当町証明書」が配られます。山岳会の公式行事となってから29回目ですが、御来光登山自体はそのずっと前から行われていたとのこと。証明書の花の写真は毎年種類が違うそうです。つい毎年参加して集めたくなりそうな素敵なデザインですよね。
そして、5合目小屋まで降りるとそこで待っていたのは・・・
様似山岳会によるお雑煮のサービス。山で食べるお雑煮は本当においしかったです。御馳走様でした。
おいしいお雑煮でほっと一息ついて小屋の外にでてみると、
雲の隙間からほんのちょっとだけですが御来光が。あわてて拝みながら諸々のお願いごとをしました。
この御来光登山会は、誰でも参加でき、事前の参加申し込みなども不要です。毎年1月1日、登山口に3時30分までに来ていただければ地元山岳会のサポートを受けながら一緒に登ることができますよ。冬山にチャレンジしてみたいけど一緒に行く人がいない、なんて方にもお勧めです。ただし、アポイは比較的安全な山ですが、冬山であることには違いありません。今日もスポーツシューズで参加した方が途中で引き返すということがありましたが、それなりの装備が必要となりますので、ご注意ください。
みなさんも来年は参加してみませんか?
(krmd)
2011年12月30日
来月の子どもイベント用プレゼントにしよう
年も押し迫っていますが、来月の冬休み新春イベント「オリジナルグッズづくり」の参加者プレゼントにしようと、観光協会のKANAさんに缶バッヂづくりをしてもらってます。
アポイ岳ジオパークのPR用に購入したメードインUSAの缶バッヂマシン。外注も考えたのですが、いろいろな絵柄を自由に作れるので、思い切って購入しました。
まずは、パソコンで作った図柄を決められたサイズにカッティング。
そして、切り抜いた図柄やフィルター、バッヂ材料を重ねてプレスします。
すると、こんな感じであっという間に完成です。イベントに参加してくれる子どもたちのために、いろいろな図柄のバッヂを用意しようと思っています。
さて、その子どもイベントの詳細は以下のとおり。
まだ定員には余裕があります。ぜひ参加してネ。ご連絡待ってま~す。
我が家の飯寿司も今日ようやく、返し(水切り)となりました。なんとか、漬かってくれたようです。今年は激動の一年でしたが、皆様もどうぞ良いお年をお迎えください。(タク)
2011年12月29日
毛むくじゃらの巻貝くんは、おでん用?
アポイ岳ジオパークのポスターと、日本ジオパークネットワーク加盟20地域の鳥瞰図が載った2012カレンダー(北海道地図㈱製作)を携えて、お世話になった町内のお店屋さんや事業所さんへ年末の挨拶回りに行ってきたのですが、訪問先の内海水産さんでは、お母さん方が黙々と作業してました。
「写真撮っていいか~い!」……「イヤ~」と苦笑い。「こっち向いて~」……誰も振り向いてくれない。それでも構わず撮らせていただきました。何の作業をしているかといえば、毛ツブのむき作業。
毛ツブは巻貝の一種で、その名のとおり貝全体が剛毛に覆われているのです。お母さんたちはそれを道具を使って丁寧にむいていきます。ところで、作業を見ていると、なぜかみなさん必ずお湯の入ったバケツを脇に置いているのです。実は、作業場は大変寒く、いくらゴム手をしているとはいえ、手がかじかんでくるのだそうで、時々お湯に手を入れて温めながら作業しているとのこと。見た目以上に大変な作業なのです。
きちんとリサーチしてこなかったのですが、毛ツブはおでんの具などに使われるのかな?家庭では、渋みがあるので塩もみで下ごしらえする必要があるそうです。
ところで、配っていたウチのポスターはこんな感じ。自前の写真を使った自作ですが、もしご所望でしたらご一報ください。数に限りがありますが、様似とアポイ岳ジオパークのPRに役立つのなら進呈いたします。
今年も残りあと2日。明日の晦日は、散らかり放題オフィスの大掃除です。(タク)
2011年12月27日
「けあらし」って、北海道の方言なんですって?
今朝はシバれたらしく、様似の沿岸には「けあらし」が発生。あわてて写真撮ってきました。
「けあらし」って、北海道の方言なんですって。寒い所で起きる現象ですからさもありなん。
さて、話は変わり、午後になってあるところにおじゃま…。
これは砂?イエイエ、おじゃましたのは、町内唯一の製材所・鬼頭木材さん。そうチップです。
製材所内では、冷え込みが厳しい中、従業員さんたちが黙々と丸太を製材にしていきます。
材にならない半端部分が、このようにチップとなって紙の原料に出されるというわけです。
さて、なんで製材所にいるのかというと、先日のブログでもご紹介しましたが、様似山道の新しい看板づくりを鬼頭さんにお願いしているから。
この日は、鬼頭さんがこしらえた看板に、別にパネル製作していただいていた細川広告さん(新ひだか町)が来て、パネル貼り付けをしてくれたのです。
これら看板は、春暖かくなってから道中に設置する予定です。なかなかいいでしょ。(タク)
2011年12月26日
あの二人がバイキング...?
12月25日3連休三日目の日曜日、アポイ山荘でクリスマス
バイキングが行われました。
このイベントは年に一度、アポイ山荘が利用者の方に感謝をこめて
贈る企画(2部構成、80名限定、大人2800円・小学生1500円)で、
今年で2回目となる今回は1部2部合計で120人のお客さんが集まり
ました。
会場にはテーブル狭しと料理が並べられ、お客さんは目と舌の両方で料理を楽しん
でいました。
料理は和・洋・中はもちろんデザートコーナーにはチョコフォンデュがセットされ、お子さん
だけでなく、大人も列を作ります。
(チョイスに迷うほどの料理。画面左はフロント係の仲村サンタ)
そして会場にはおなじみのあの二人。子どもたちと一緒に記念写真におさまり嬉しそう。
お客さんは様似だけでなく、両隣の町からも訪れるためジオパークのPRに一役かっていました。
さて、来週はもう新年。アポイ山荘では正月3が日にイベントを企画しています。
1日(日) 餅つき大会と樽酒無料サービス
2日(月) 手打ちそばサービス
3日(火) ちびっこ抽選会・福袋販売
1年間の鋭気を養いに来られるお客様を心からお待ちしています。