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2012年02月16日

プチジオツアー?

このホームページで初めてブログを書きます、新人のDです。

110415_幌満峡_拓大.jpg

                                        ↑こいつです。

 

さてさて、初ブログ記念に今日は天気が良かったのでプチジオツアーをしてきました。(これもお仕事ですよ?)

まずは「エンルム岬」です。

エンルム岬から②web.jpg

私がアポイ岳ジオパークの仕事に就いたときに最初に連れてきてもらったジオサイトです。

様似の風景が一望できる素晴らしい場所ですよね。

きれいに修繕された階段をのぼって上へ行こうと思ったのですが

エンルム岬(階段)web.jpg

・・・・・・とてつもなく寒かったのでやめました。ゴメンナサイ

天気は良いのですが強風ですぐに手がかじかみます。

北海道の中でも様似町は比較的暖かい方なんですけどね。

 

次に訪れたのはここ!

ソビラ岩③web.jpg

「ソビラ岩」です。

写真には写っていませんが後ろにはアポイ岳やエンルム岬も見えますよ。

 

つづいて、「親子岩」です。

親子岩①web.jpg

今の時期はちょうど夕日が親子岩の間に沈むシーズン。

もう少し遅く来たらよかったかな?

 

そしてそして、ローソク岩と塩釜トンネルです。

ローソク岩と塩釜トンネルweb.jpg

トンネル左下の白い山は盛り塩ではありません。雪です。ご注意を!

 

最後に訪れたのは「観音山」

カタクリが一面に咲くのももうすぐですね。

上からの景色も撮ろうと思ったのですが道が・・・

観音山入口web.jpg

若いんだから歩いて登れよ!という声が、現在JGNの第1回研修会が行われている秩父の方から聞こえましたが車でぶ~んと職場へ戻りました。ゴメンナサイ

 

という訳で第1回プチジオツアーはここまで。

今回紹介したジオサイトはすべて様似海岸エリアでした!

今度はどこのエリアに出没してやろうか検討中・・・・。

次回も読んでいただけたら嬉しいです。

 

(新人D)

2012年02月14日

寒さゆるんで、春呼ぶフノリ採りスタート

シケなどで延び延びとなっていたフノリ採りが今日あると聞いて、さっそくアポイ方面へ向かうと…。

フノリ軽トラ行列.jpg

冬島漁港そばの国道沿いは、ズラ~っと漁師さんがたの軽トラが…。

フノリ冬島風景1.jpg

その下の岸壁では、大勢の漁師さんが黙々と、石にへばりついているフノリをむしっています。なにせ1時間限定の超短作業。1秒でも惜しいといった感じです。

フノリアップ.jpg

フノリは正式には、「フクロフノリ(袋布海苔)」という紅藻類。布の張り替えの糊に利用されることから名づけられたそうです。お味噌汁に入れると、磯の香りが口の中に広がります。

それにしても、波で丸く削られた石一面にびっしりと生えている姿を見るにつけ、自分の頭をなでながらなんとなく恨めしい気分?

フノリ東平宇風景.jpg

さて、こちらは冬島から少し西側の東平宇の海岸。こちらもお母さん方が一生懸命むしってました。ところで、冬島・東平宇ともアポイの麓の海岸で、いたるところにかんらん岩が転がっているのですが、フノリが付着している石はなんとなく他の石ばかり…。

フノリかんらん岩.jpg

かんらん岩だけに生育しにくいとか、何か原因があるのかしら…。(タク)

2012年02月12日

ピラエトの崖上の三角点

今日は、風が強くてかなり寒かったのですが、前から気になっていた場所に行ってみました。これどこか分かります?

ピラエト崖下.jpg

ちょっと、怖いですが、ここは日本電工浜側の絶壁・「ピラエト」の崖の上。この辺り一帯は、白亜紀の地層ですが、この崖だけは第三紀の地層で、礫岩が多く昔から貝の化石がたくさん出る場所です。

ピラエト崖とエンルム.jpg

かなりの断崖で、ここからの眺めはどんな感じかしら…と、来てみたわけです。

ピラエト崖上三角点.jpg

来てみると、測量の三角点もありました。これだけの眺めですからネ。

ピラエト崖上からの大通.jpg

ここから、西を眺めると、様似の中心である大通市街から内陸の岡田までが見渡せます。

ピラエト崖上からのアポイ.jpg

また、振り返って東を望むと、海に突き出るアポイ岳が正面に見えます。なかなか、いい眺めでしょ。

ピラエト崖上からのエンルム.jpg

ところで、ここからエンルム岬を見ると、なるほど大きなネズミが伏せているように見えます。様似町史では、「エンルム」のことを「岬」と解していますが、襟裳岬の語源も「エンルム」で、こちらの語意はネズミだそうです。どちらにしても、妙を得ている話ですよネ。(タク)

 

2012年02月08日

住民の命を預かる救急出動に、陰ながらの応援です

このたび、日高東部消防組合様似支署に新しい救急車両が入りました。

新規救急車両外観.jpg

内部はこのとおり最新の装備がぎっしりと…。

新規救急車両内部.jpg

1分1秒を争う救急救命の、きっと大きな戦力となってくれるはずです。そんな、ピカピカの車両をよく見ると、なにやら見覚えのあるアノ2人が…。

新規救急車両アポカン1.jpg

そう、ウチのアポカンも救急救命士スタイルで、救急活動をPRさせてもらっています。

新規救急車両アポカン2.jpg

これは、消防署からの相談を受けて特別に2人が救急救命士に扮したもの。ただし、この2人はマグネット式。通常業務では登場しませんが、PR活動のときには車体にひっついて啓発をお手伝いしようというわけです。

新規救急車両・隊員.jpg

新しい装備を備えて、ファイヤーマンたちは今日も24時間体制で住民からの緊急通報に待機しています。くれぐれもイタズラやタクシー代わりの通報はしないでネ。(タク)

2012年02月05日

トンネルを抜けると、そこはアポイだった

日曜の今日は、天気もよくネタ探しにぶらぶらと…。ってここどこだかわかります?

線路からのオコタヌシ.jpg

アポイの山並みは分かると思いますが、ここは様似小学校の西側・オコタヌシ付近を鉄路から撮ったもの。今、潮見台にある等じゅ院は、1604年この辺りに建立されたと言われています。

オコタヌシ付近の線路.jpg

撮影場所は、JR日高本線の線路の上。きちんと時刻表確認して来ていますが、よい子は真似しないでネ。さらに、この線路脇を西に歩いてみると…。

線路からのシカ道.jpg

いたるところに、こんなシカ道があったり…。さらに100mほど進むと…。

線路のトンネル.jpg

西様似につながる古~いトンネルが…。

線路トンネル内から東側.jpg

トンネルの中から来た道を振り返ると、こんな感じです。そして、札幌~苫小牧から来たディーゼル車が最後のこのトンネルを過ぎると…。

トンネルを抜けるとアポイ.jpg

目の前にど~んとアポイ。そして、終着の様似駅となるのです。

鉄橋を通るディーゼル車.jpg

昭和12年に様似まで鉄路が延びて70年以上。今は1日に数本の鈍行列車ばかりですが、なかなか旅情をかきたてるレールです。もう一度、JR日高本線の終着としての様似を売り込まねば!(タク)

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