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2012年04月28日
様似のオレンジ月間突入、でも出足はイマイチ...
GW初日の今日、イイ天気でしたね。町内の海産物直売所「花蘂水産」さんの前には、GWならではのあまり見かけないナンバープレートの車が何台も…。
店内に入ってみると、ランチのお客さんがけっこういました。何食べてると思います?
そう、日高の春の色と言えば、このオレンジ!エゾバフンウニです。
今日から、第3回さまにウニ丼まつりがスタート。ワタクシ、その初日のお客さんの入りを確認しに来たという次第。今日は、お隣のえりも町さんで「ウニ祭り」を行っているので、それ目当ての観光客の動向も気になるところです。
先日のブログでも紹介しましたが、様似では今、このウニ漁が最盛期。甘みたっぷりの自慢のウニを皆さんに召し上がっていただこうと、ウニ丼まつりは町内6店舗が参加して5月20日まで開催中。100g以上のエゾバフンウニをのせたウニ丼を2,500円統一価格で提供しようという男気イベントなのです。
ただ、初日の出足はイマイチで各店舗とも静かなスタートとなったようです。
様似駅前の「喜味の屋」さんもご夫婦で臨戦態勢を敷いていたのですが、ワタクシが行ったときにはまだ数名の入り。役場前の「弁慶」さんも落ち着いた出足といった感じです。
パフェがおいしい、今年初参加の「カフェ・マザー」さんもご覧のとおり。
町内唯一の洋食屋さん「アビヨン」さんもお客さんはそこそこいましたが、ウニ客はまだのようでした。
あともう一つ、「アポイ山荘」さんがあるのですが、そちらも同様だったようです。
でも、GWは始まったばかり。天気も続きそうですし、なにより、殻付きウニなどを格安提供する「第3回さまにウニまつり」はGW後半戦初日の5月3日。明日以降、徐々に伸びてくるに違いない!ウニまつり&ウニ丼まつりの詳細はこちらまで…。(タク)
2012年04月27日
観音山情報2012-02:4/27
かなり遅れていた観音山の春の花たちですが、ようやく「シーズンイン」を宣言できるようになりました。
エゾエンゴサクはこのとおり満開で、足の踏み場もないほど。写真中央左寄りの黄色はキバナノアマナ。
陽気に誘われて、マルハナバチも蜜をいただきに来てました。
そして、お待たせのカタクリもようやく開花です。でも、咲いているのは足場の悪い斜面のごく一部だけ。気軽に楽しむには、もうちょっと先になりそうです。
さて、花も確認したし帰ろうとしたら、町内の「タコマンマ」で有名な工藤商店の工藤さんが、知人をご案内しているところに遭遇。札幌からというその方たちはカタクリを楽しみにされていたようで、ちょっぴり残念そう。でも、エゾエンゴサクやアズマイチゲの群落を堪能されていましたよ。
(「タコマンマ」が何か知りたい方は、→をクリックしてください http://www.apoi-geopark.jp/sightseeing/shop.html)
「ところで、これは何?」と工藤さんから突然聞かれたのが上の写真のもの。「うーん」としばし悩みましたが、なんのことはない、すぐそばに答えがありました。
答えは、まだ開いていないカタクリの芽(葉)でした。上の写真のカタクリの株を右から順にみると、葉が開いていく様子がよくわかります。いつも花しかみていない自分を深ーく反省。
さて、連休直前になって「連休中に登る予定だが、アポイ岳の雪はどう?」というお問い合わせが増えてきました。1週間前に登った時点で登山道上の雪はほんのわずかという状態でしたので、もうほとんど消えているはずです。上の写真は今日のアポイ岳の遠景。谷筋を除いて白いものはほとんど目立ちません。
というわけで、明日からの連休中の登山では、残雪を心配する必要はなさそうですのでご安心を。
(krmd)
2012年04月25日
いにしえの道に新たな看板登場です
様似町文化財で、さまにフットパスコースのひとつで、アポイ岳ジオパークのジオサイトのひとつでもある、「様似山道」に新しい看板を設置してきました。様似山道は、1799年にお隣の猿留山道(えりも町)とともに、北海道で最初につくられた官営道路(当時の政府ともいえる江戸幕府がつくった)なのです。
様似山道は、その名のとおりそのほとんどが山道ですが、東西の入口や写真にある一部昆布干場で寸断されているところは、車で近くまで行けるため、建設課のご協力をいただき全9基設置しました。
ところで、作業のすぐ横の干場には、昆布ではなくてフノリ(布糊)が干されていました。青ノリなどの余計なものを丁寧に取り除いた後、こうして広げて乾燥するのだそうですが、結構手間がかかる作業です。
また、すぐ横の側溝にはカエルの卵(?)が大量に…。なつかし~。よく見ると、まだオタマジャクシにはなりきっていないようです。
この辺りの地名は「コトニ」と呼ばれ、江戸時代に休憩所が置かれていたそうで、その跡をご紹介する看板も設置します。
休憩所が置かれただけあって、ここからの眺めはなかなかなんですよ。遠くに霞むエンルムが分かりますか?
「お~い、タクちゃん、向きこれでいいかぁ?」「ハイハイ」
アポイ岳も今日の陽気で一段と雪解けが進んでいるみたいです。
こんな看板が東西口やコトニに新たに設置され、今シーズンのお客様を受け入れる態勢もバッチリ?
イエイエ、実はこうして車で行ける場所は簡単なのですが、このほかにも山道中に設置する看板がいくつかあるほか、沢を横切る際の助け綱となるロープ修繕などの山道整備が残っていて、GW中に山岳会のご協力をいただきながら、資材背負って敢行予定。それができればようやく完成です。
作業終了後、別件で行った観音山はエゾエンゴサクの群落で青一色。どちらも春到来の様似です。(タク)
2012年04月24日
春の伝統行事、クリーン作戦
春らしい陽気だったこの間の日曜日。もう何回目かわからないぐらい続いている春の伝統行事、様似町クリーン作戦が行われました。
町内の各自治会ではそれぞれの地域にあるゴミを集めていて、公民館前に集結した青年たちがトラックでそれを回収して行くという全町的な取組みなんです。
主催しているのは、様似町青年団体協議会。全道的にも歴史ある青年団体なんです。昨夜は全道から集まった仲間たちと朝早くまで討論(?)していたそうで、かなりお疲れ気味でしたが…。
この日集まってくれた子どもたちは、様似町スポーツ少年団の子たち。役場周辺のゴミ拾いに活躍してくれました。
普段はあまり気にならないのですが、実際歩いてみると見えないところに結構落ちてるんですよね、ゴミ。春の清掃で、様似もお客様を迎える態勢OKです。(タク)
2012年04月21日
馬糞に似たサイコーにおいしい春の味
突然、ショッキングな写真ですが、海岸に溺死体?
イエイエ、日高の春といえばこれでしょう。「ウニ」捕りです!
様似の平宇・冬島・幌満地区では現在、磯場でのウニの手捕りが行われています。ウニといえば、積丹などの日本海側が知られていて、その旬も夏ですが、日高のウニは桜咲く今が旬。しかも、甘みたっぷりの「エゾバフンウニ」なのです。
いや~、壮観ですね。いつ見ても、イガイガのまる子ちゃんはいいなぁ。「きっと中身も…」と思っていたら、幌満のSさん、「食ってみるか~?」と割ってくれました。
中身は、あの鮮やかなオレンジ色。久しぶりです。身入りもなかなかじゃないですか。
このオレンジ色がたまらない。ご飯ないかなぁ。
そんなコーフン気味のワタクシを見ていた、かあさん。「いいから、こっち来て食べなさいやぁ。」
お言葉に甘えて、「いただきます!」。ウニの甘みを引き立てる塩味がまた堪りませんでした。「かあさん、ありがとう!」
良質の昆布で育った甘みたっぷりの様似のバフンウニ。それをご堪能いただく、「第3回さまにウニまつり」と「ウニ丼まつり」はもうすぐ。くわしくは、以下のページをご確認ください。GWはウニを求める観光客で飲食店は大忙しのはず。地元民はGWを避けて静かにいただきましょうネ。(タク)