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2012年05月08日
観音山情報2012-03:5/8
2回目のブログ更新です。
ゴールデンウィークが終わり、一気に暖かくなってきました。
景色は、茶色から緑色に染まってきました。
花が一気に増えていました!
調子にのって、咲いていた花全部紹介します。
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「オオバナノエンレイソウ」が見ごろです!
花びらが大きく、白色が映えます。
ついに、春が来たと思いました。
「シラネアオイ」
まだつぼみのシラネアオイが大半ですが、場所によっては咲いています。
「ヒカゲスミレ」
図鑑を見ながら名前を探しました。
花びらに紫のスジがあることが特徴のようです。
スミレは種類がたくさんあるのですね。
紫色だけがスミレではないのですね。
「タチツボスミレ」
「エゾムラサキ」
小さな小さな花をつけていました。
めんこいですね。
「ニリンソウ」
葉は食べられるそうですが、毒をもつトリカブトの葉に似ているので注意。。。
「ユキザサ(アズキナ)」
もう少しで咲きそう。
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「カタクリ」
満開を過ぎたころです。
葉が少し茶色に近づいていました。
カタクリの山になっています。
群生していて、紫のじゅうたんですね。
「エゾエンゴサク」
「キバナノアマナ」
「アズマイチゲ」
ほとんど花の名前を知らない私ですが、
しゃがんで目をこらして、色とりどりの花に出会うと、楽しいですね。
楽しいものはそこら中に転がっていますね。
(ジオミ)
2012年05月07日
オリーブグリーンとピンクは春の幌満峡カラー
GWにアポイ岳ジオパークを楽しむ若者たち…。大地(ジオ)から見れば人間なんてホントちっぽけですよネ?
彼らは、北海道大学の地球研究サークルの学生さんたち。場所は、いわずとしれた東邦オリビン工業のかんらん岩採石場。写真の露頭は、すでに昨年終掘したところで下半分ほどが埋め戻されているのですが、それでも学生さんたちとの比較でそのスケールが分かるでしょ?
ジオマニアたちが求めているのは、これ「かんらん岩」。国定公園内で届け出なしで岩石を採取することはできませんが、この採石場ならば新鮮なかんらん岩がとり放題というわけで、オリビンさんにお願いして入れてもらっていたのです。
見れば見るほど、次々とほしい石が出てくるとあって、エンドレスでハンマーふるっていた彼ら…。そんな彼らの姿を見ると地元民としては何となくうれしくなってしまうのです。オリビンのIさん横目に、「い~から、い~から、持てるだけ持っていきな~」などと調子に乗ってみたり…。みなさん、また、遊びに来てくださいネ。
さて、採石場で学生さんたちとお別れした後、天気も良かったので幌満峡さかのぼってみました。前日の雨の影響で水量がすごかった幌満川。水の色もやっぱりオリーブグリーンなのです。
一方、道路沿いにはあちらこちらで濃いピンクのエゾオオサクラソウが咲き競り…。
稲荷神社鳥居では、エゾヤマザクラが5分咲きの淡いピンクを見せてくれていました。春の幌満峡もなかなかいいゾ。(タク)
2012年05月05日
晴れ男302さんの本領発揮か?第3回ウニまつり大盛況
天気予報とにらめっこだった、第3回さまにウニまつり。様似産のエゾバフンウニを堪能してもらおうと、一昨年日高で初めて行われたこのイベントも、昨年は大震災の影響で中止となり、さて3回目の今年は…。
ズバリ、担当者で晴れ男の302さんの力か、見事にイベント終了まで雨降らずで大成功となりました。
今にも泣き出しそうなうえ強風を伴う悪天候のためか、殻付きウニ販売の整理券を待つ列も出足イマイチだったのですが…。
10時半の整理券配布が近づくにつれ、どんどん車が入り込み、行列もこんな感じとなってしまいました。最初は悪天候で「余っちゃうのかな?」と気をもんでいたスタッフの気持ちも、だんだん「足りるのかな?」という、うれしい不安に変わってゆくのでした。
その整理券を配布し始めると、ウニの販売までの時間は、その他の海産物やお土産ブースが大忙し…。
寒いこともあり、用意したズワイガニ入り浜鍋もどんどん売れていきます。
そして、いよいよメインイベントのエゾバフンウニの販売開始。
今回は、1袋に10個のエゾバフンウニが入って1,000円。一人1袋限定の販売です。
このころになると、販売テントに囲まれた会場はりっすいの余地もないほどの人だかりに…。
会場全景も、かなりお客様が帰ったあとでしたが、通称三角地もこうして見ると狭いもんです。
今回の販売では、様似にある二つの漁協の青年部も奮闘してくれました。日高中央漁協様似支所青年部は、特産の灯台ツブのつぼ焼きを提供。
えりも漁協冬島支所青年部は特大ホッキ貝などを販売です。
会場内では、用意した炭焼きコンロで、ウニやその他の海産物をそのまま焼いて堪能する観光客のみなさんもたくさんいました。
都会の人たちには、あまり目にすることがない殻付き・貝付き海産物。それを焼いて堪能するだけでも日常とは違った体験なんでしょうネ。
宣伝次第では、もっと多くの方に足を運んでもらえるはず。そんな思いがよぎった、寒いながらの「大成功ウニまつり」でした。なお、100g以上のエゾバフンウニを使ったウニ丼を提供する「さまにウニ丼まつり」は、町内六つの飲食店で5月20日まで実施中。一律2,500円で観光客の皆様をお待ちしております。(タク)
2012年05月02日
アポイ岳情報2012-03:5/2
明日からのGW後半戦、アポイ岳登山を予定されている方も多いかと思います。
そんなみなさんの参考になればと思い、本日、アポイ岳の花の様子を見てきました。
これまでのアポイ岳情報では、「今年は積雪が多かったせいか、花も遅れ気味」と書いてきましたが、今日の結果から報告しますと、ここ数日間の好天で一気に遅れを取り戻した感じでした。
花ではありませんが登山口付近のカラマツも新しい葉が伸び始めていました。普段あまりカラマツの葉をじっくり見ることはないのですが、こんな不思議な顔も見せてくれるんですね。
そして、今日の主役はなんといってもこのヒメイチゲ。登山口から馬の背までの間のいたるところで出会うことができました。
1合目付近ではたくさんのエゾオオサクラソウがつぼみを付けていましたが、たった1輪だけ花を見せてくれました。
ヒメイチゲの次に多く出会えたのがこのフイリミヤマスミレ。葉に白斑が入っていることから名づけられたようです。
3合目付近では、地面すれすれに不思議な形の花をつけるオクエゾサイシンも数株開花していました。
5合目山小屋のすぐ上では、アポイ岳の固有変種アポイアズマギクがつぼみを付けてスタンバイ。開花まであと数日といった感じでしょうか。
そして、馬の背下のお花畑では、同じく固有変種のサマニユキワリもスタンバイ。上の写真の株はまだ開花とは言えませんが、しっかり開花した株も1つだけありました。
そして、これはちょっと珍しいですよ。頂上から幌満お花畑へ向かう途中で咲いていたマルバケスミレ(エゾアオイスミレ)です。細かな毛がびっしりと生えた葉が特徴。幌満お花畑を経由するコースは、通常コースよりかなり遠回りになりますが、この花に興味のある方は歩いてみてはいかがでしょうか。
アポイ岳のコースについては、→のページを参照してください。http://www.apoi-geopark.jp/course/course_03.html
なお、今日の頂上の気温は12度でしたが、霧が濃く風も強かったため、かなり寒く感じました。ちょっと手の指がかじかむくらい。低標高とは言え、アポイ岳も北海道の山です。このGWにアポイ岳登山をされる方は、楽しい思い出になるよう、十分な装備で臨まれますよう、よろしくお願いいたします。
PS. いよいよ明日5/3は「さまにウニまつり」です。
http://www.apoi-geopark.jp/event/2012/04/post_54.html
心配だった天気も、現時点での予報では午前中はなんとか持ちそうとのことで、予定どおりの実施が決定しました。採れたて新鮮なウニを格安でゲットできるこの「さまにウニまつり」にぜひお越しください。また、エゾバフンウニを100g以上使用したウニ丼が、町内各店舗で統一価格2,500円で味わうことができる「さまにウニ丼まつり」も開催中です!
(krmd)
2012年05月01日
GWど真ん中に看板しょって様似山道行ってきました
先日、様似山道の平場の看板設置をお伝えしましたが、残る山道中の看板を今日設置してきました。
看板設置隊は以下の精鋭12人+カメラマン1人。近道のルランベツの沢からアタックです。
第一の関門は、この砂防ダム。荷物がなければ何のことはないのですが、けっこう大変…。
続いての関門は、ルランベツの滝。右に迂回して乗り越えます。
役場若衆の3人も普段有り余っているパワーをここぞとばかり発揮してくれました。
そんなこんなで何とか担ぎあげた資材で、こんな看板が設置できました。
明治初期にあったとされる旅籠屋「原田宿跡」もこのとおり…。
ところで、山道中に咲いていた花を少しご紹介。
一番目立っていたのは、ヒメイチゲ。
そして、終わりがけのエゾエンゴサク。
ヒトリシズカはようやく花が開きそうといった感じでした。
そして、この時期の主役・エゾオオサクラソウ。まだつぼみのものが多かったですが、5月13日のフットパスツアーのときには満開となっているはず。どうか雨よ降らないで!
最後に、設置に協力いただいたアポイ岳ファンクラブのTANIさん、SHINさん、TAKUさん、NOさん、IYOさん、ありがとうございました。甘えてばかりでゴメンネ。(タク)