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2024年08月11日

第2回理科教育分科会の夏の学習会で、北海道の先生がたが様似町に来られました

810日と11日に様似町で、北教組主催の第2回 理科教育分科会夏の学習会「アポイ岳ジオパーク夏の巡検*様似町幌満カンラン岩から日高山脈造山を読み解こう*」が開催されました。21名ものかたに参加いただき、4人(ジオラボ、アポイ岳ジオパークガイドの会、アポイ岳ジオパークビジターセンター)で講師をつとめました。

===1日目===

810日は、かんらん岩広場・エンルム岬・かつてのプレート境界・幌満峡のゴヨウマツ記念碑を訪問し、アポイ岳地質研究所(ジオラボ)でかんらん岩の研磨実習、ホテルアポイ山荘で新井田学術顧問からご講義いただきました。天気にも恵まれ、昼から夜まで、とても充実した内容でした。

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かんらん岩広場

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幌満峡は涼しく、花もきれいでした。

鉱物の説明を受け、一面に広がるかんらん岩の露頭を観察しました。

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アポイ岳地質研究所(ジオラボ)のかんらん岩の観察

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児童がつくった幌満小学校の校歌

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かんらん岩の研磨実習

私は様似町の大地と自然と歴史のつながりの説明を担当しました。様似中学校に勤務されたことがある先生、日高管内の先生ともお話することができて、貴重な機会となりました。

===2日目===

811日は、6時半出発でアポイ岳馬の背を目指す登山でした。この日も天気に恵まれ、アポイ岳をつくるかんらん岩、馬の背からの日高山脈の景色、旋回するカモメとトンビ・キノコ・ニホンザリガニ・固有な高山植物に出会うことができました。特にアポイ岳のなりたちとアポイ岳の植生とその環境変化を中心に説明しながら登りました。下山後に、アポイ岳ジオパークビジターセンターで、かんらん岩の偏光顕微鏡を見ていただきました。

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