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2012年07月19日
アポイ岳情報2012-07:7/17
7/17のアポイ岳の花の状況をお伝えします。
登山口から5合目までの間の登山道沿いでは、ツルアリドオシの小さな白花が目立つようになっていました(写真はありません、ごめんなさい)。
5合目に着くと真っ先に迎えてくれるのが、この満開のイブキジャコウソウです。
さらには、馬の背付近ではこのアポイアザミや、
サマニオトギリ、
アポイハハコ、
ヒメエゾネギ、
アポイマンテマなど、すっかり花たちも夏の主役の勢ぞろいと言った感じになっていましたよ。
ところで、この日のアポイ岳上部はすっぽりと雲海の上。晴れているのは良いのですが、風も弱く、湿度が高いこともあって、暑いのなんの。かなり辛い登山日和でした。特に道外の方には意外かも知れませんが、北海道の山なのに標高の低いアポイ岳の夏はとても暑いです。夏に登られる際は熱中症にならないよう、十分な量の飲料水を持ち、こまめに水分を補給してくださいね。
今日の登山の目的は、北海道庁自然環境課で生物多様性行政を担当されている方々と一緒でした。アポイ岳で実施しているシカ食害実態調査を視察に来られた彼らに、北海学園大学の佐藤先生(左端)とともに私たちが現地でご案内をしてきたという訳です。
私事ですが、実はこのお客さんの中に、私のかつての上司と同僚が含まれており、その昔は3人並んで机に座っていたこともあります。そんな彼らと一緒にアポイ岳に登るというのも、ちょっと不思議な感覚でした。
(krmd)