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2012年03月17日
猛威のインフルに負けず、様中生旅立ちです
一昨日のDくんブログでご紹介させていただいた「ふるさとジオ塾」。様似の自然、歴史文化を見つめなおす連続講座で、最終回となる今回のテーマは、漁師まち・様似の「水産業」。
知っているようで、意外と知らない地元漁業について、現役漁師さんを講師に行います。昆布や漁の道具なども登場するかもしれません。公開講座ですので、ぜひ足を運んでみてください。手前みそですが、けっこう楽しいと思いますヨ。
さて、一昨日、様似中学校の卒業式があったので、取材に行ってきました。3月に入ってから小中学校で大流行のインフルエンザ。その影響が心配されましたが、なんとか無事終えることができたようです。
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あくまでもブログネタなので、式にはおじゃませず、終わったあとの卒業生の旅立ちシーンを収めようと、校門近くで待ち伏せ。余談ですが、数ある様似のかんらん岩モニュメントの中でワタクシがもっとも気に入っているのがここ様中のものなんです。
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在校生から花を受け取った卒業生は、晴れやかな表情で思い出の学び舎を後にしていました。
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地元の高校に行く者、遠くの学校に行く者、さまざまですが、ふるさと様似の思い出を胸にガンバッてほしいものです。
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様似中学校へと続く直線道路は、学生たちの勤労奉仕によって整備されたという話をどこかで聞いたことがあるのですが、卒業という特別の場面では普段見慣れた道もまた違って見えるようです。(タク)
2012年03月15日
今年度最後です!
ペンネームをどうしようか迷っている「D」です。
実は私の名前も「タク」なので、上司のタクさんにかぶってしまいます。ドウシヨー
ところで、イベント情報にもアップしましたが様似町にある「いいもの」や「おもしろいところ」を再発見する「あるもの探し」の取組み、アポイ岳ジオパーク推進協議会主催の連続講座「ふるさとジオ塾」。
今回が今年度最後の講座となります。
テーマはズバリ「様似の漁業」!
地元の特産品の真ツブはこう採るんだ!

昆布の等級はこう決めて、

鮭の定置とはこういうものだ!

と、いう感じでえりも漁協冬島支所・青年漁業士の伊藤栄さんと漁師の仲間のみなさんが独特のなまり口調で熱く語ってくれます。
知っていそうで知らない地元のことを深く知るチャンスです。
開放講座となっておりますので、ジオ塾生以外の方も参加可能となっております。
たくさんの方のご来場をお待ちしております。

⇒ (ペンネーム募集中)
2012年03月13日
ウチのアポカンをぜひ応援してくださいっ!
今日は特にネタがないので、お願いブログです。
北海道の転職・就職・適職サイト「ジョブキタ」では、現在、北海道のご当地キャラを集めた応援キャンペーンをインターネット上で行っています。
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全道各地のキャラをマウスのクリックによる「ガンバレ数」で競おうという、単純明快なキャンペーンなのですが、トーゼン、我がカンランくん&アポイちゃんも掲載されています。
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これまでの累積ガンバレ数トップは、稚内市の出汁之介(だしのすけ)くん。その数ナント、58,016,000回。我がアポカンは、第10位の170,901回(週間ガンバレ数は第6位)と、掲載してからあまり日数が経っていないにもかかわらず、当ブログ愛読者の皆様に支えられて大健闘しています。しかし、それでもトップの300分の1に過ぎません。
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しかし、北海道にはいろんなキャラクターがいるんですね。ガンバレチャージをともかく、どんなキャラクターがいるのかを見てみるのもおもしろいかもしれません。
応援サイトは以下の通りです。皆さんのお力で目指せ、全道一!!(タク)
2012年03月10日
春になれば冬のありがたさがわかります?
昨日のお昼休み。車で移動中に、おひがしさんの前の信号で止まると…「おっ!」
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まだまだ茶色い前庭に、福寿草の黄色がポツポツと…。日当たりのよい南斜面ですからね。
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さて、町民以外の読者さんへ補足すると、「おひがしさん」は「真宗大谷派 東本願寺」という意味で、町内では等澍院に次ぐ歴史のある「智教寺」さんのこと。
等澍院に次ぐといっても、ある意味では逆かもしれません。というのも、智教寺の開基は明治22年。谷口智幢という人物が開祖ですが、この人は当時廃寺となってほったらかしになっていた等澍院の護摩堂に勤行しながら、真宗大谷派の説教場を開いたので、その時点では智教寺は様似最初の寺院ということになりますし、智幢は護摩堂や観音像などの頽廃を防いだという点では、等澍院再興の功労者の一人ということになるからです。
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さて、昔話はさておき本題に戻ると、今日はこれ。車を降りて福寿草をパチリパチリと撮ったあと、寺門隣の説教板を見ると、「春になれば 冬のありがたさが わかります」とあり、???。「厳しい冬があるからこその春」という意味でしょうかね。どなたかお分かりの方は以下までお知らせください。ワタクシを「な~るほど」とさせてくれた方には、観光協会KANAさんデザインのアポイ岳ジオパークオリジナル缶バッジを一つ進呈します。
http://www.apoi-geopark.jp/contact/index.html
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最後は、まったく関係ない話ですが、今日JR日高本線の終着・様似駅でアポイをバックにしたディーゼル車の写真を撮ったのですが、うまい具合に乗り込もうとする運転手さんが入った構図になったのでご紹介。ポスターにするとすれば、どんなキャッチがいいでしょうかね。(タク)
2012年03月09日
アポイの希少植物を残していくには...
先日、町教育委員会主催のふるさと文化セミナーがあり、おじゃましてきました。
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内容は、道内の希少植物保全の取組みを知って、アポイ岳の高山植物をどう後世に残していくかを考えるというもの。講師は、さっぽろ自然調査館の丹羽真一さんです。
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道内でも、開発行為や盗掘などによって危機にさらされてきた希少植物ですが、近年はそれよりも植生遷移(なんらかの理由で植生そのものがかわってしまう)やシカなどの害が大きいとのこと。アポイ岳と同様ですね。
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アポイ岳でも、盗掘など防ぐためのパトロールや踏みつけを防ぐ登山道整備などに、地元ファンクラブががんばってきましたが、近年は温暖化と思われる植生遷移に向き合って再生活動にも取り組んでいます。
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昨年、静岡大学の増沢教授の計らいで実施した、エゾコウゾリナとアポイアズマギクの苗作り講習会。各家庭で順調に育っているようで、5月にアポイ岳再生地への植え付けも予定されています。
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学生時代から、アポイ岳に深く関わってきた講師の丹羽さん。植物のスペシャリストとしてこれからもアポイをよろしくお願いします。
こうしたさまざまな人たちのかかわりで進められている、アポイの自然保護。ジオパークでも、アポイに限らずさまざまな様似学をやっていますが、気をつけているのは「楽しむ」こと。こうした催しや活動に、自分の楽しみの一つとして気軽に参加してもらえたらうれしいです。地元のにいちゃん、ねえちゃん、じっちゃん、ばっちゃん、チラシ見たらぜひ足運んでネ。(タク)


















