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2011年09月29日

ジオパーク全国大会スタートです

日本ジオパーク全国大会の第2回大会が、洞爺湖有珠山ジオパークで今日開幕。昨日は、それに先立つJGN(日本ジオパークネットワーク)の情報交換会や総会、プレ巡検などが行われました。

私たちは、巡検コースのひとつ、2000年噴火遺構コースに参加しました。

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火山マイスターの方の案内で、10年前の噴火口近くを3時間歩いての見学です。

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途中では、本州方面から来ている修学旅行生の団体に何度も遭遇。それぞれマイスターや有珠ガイドの会のガイドさんが丁寧に説明していました。

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元々、国道であったところも、地殻変動の影響で新沼ができています。

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愛称・有(ゆう)くんと名づけられた火口は、エメラルドグリーンの水をたたえています。

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洞爺湖温泉のすぐ近くで起きた2000年噴火。「火山との共生」をテーマにエコミュージアムやジオパークに取り組んできたのは、地元住民の熱い想いであることも、マイスターのお話からひしひしと伝わってきました。

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巡検後は、JGN20地域(世界ジオパーク5・日本ジオパーク15)をはじめ、日本全国のジオパーク関係者が集まって、臨時総会が開催され、持ち回りによる研修会の開催や学術委員会の設置などの取組みが議決されました。

今日からは、新しいジオパークの認証式やシンポジウムなどが開かれ、3日間の熱い論議が交わされます。(タク)

2011年09月27日

住吉神社例大祭

25日のブログでお祭りの話題がありましたが、巫女の舞いもお神輿も、ちゃ~んと取材してますよ!

写真のブログ(個人的な‥)で紹介しようと思っていましたが、逆光で雲の色が飛んでしまったので、小さい写真でごまかします。あしからず・・・。

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秋晴れの下、雅な曲に合わせて巫女たちの舞いが始まると、秋祭り気分も盛り上がりますね。(栄町・小学校にて)

 

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神輿の皆さんも威勢よく担いでいましたよ! 

町外からの担ぎ手も多数来ていました。 餅撒きもするんですね。

 

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町内の各地域でも子ども神輿をやっているようですが、秋祭りと言えば「子ども相撲」ですよね!  今は栄町地区だけとなったようですが・・・

写真をよ~く見てください。なんと、アポイちゃんを発見!  相撲の賞品(和凧)にもなっていました。

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子どもも少なくなって、だんだん寂しくなってきましたが、日本の伝統は守っていきたいものですね。 

明日からジオで洞爺湖に行ってきます。ブログはしばらくお休みかな?

(久しぶりのhoromanでした。)       

2011年09月25日

秋晴れの下での神社のお祭りも、私には...

先日、大学の卒論に幌満のかんらん岩を選んでくれたMくんと、それを指導する東洋大のS先生にくっついて、東邦オリビン工業の旧採石場に行ってきました。

オリビン旧採石場からの幌満.jpg

写真は、旧採石場から見下ろす幌満市街。なかなかここからのアングルは見たことないでしょ?また、振り返れば、幌満峡と東邦オリビン工業の全景がこのとおり…。

旧採石場からの東邦オリビン.jpg

もちろん、ここには東邦オリビンさんの許可をいただいて入っています。間違っても、勝手に入らないでくださいネ。

さて、秋分の日を含む連休だったこの週末、いかがお過ごしでしたか?ワタクシは、日頃のマイペースぶりが影響してか、デスクワークの3日間となってしまいました。このため、昨日今日と、住吉神社の例大祭も手伝いはおろか見にも行けず、ネタ逃したな~と思っていたのですが、昼食に出たときにうまい具合に神輿行列に遭遇…。

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バタバタと何枚か撮影。とにかく、秋晴れとなり良かったですね。でも、天狗さんはちょっと暑いかしら…。

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行列に割り込んで、巫女さんたちもバッチリ撮らせていただきました。巫女がピースじゃまずいかな?

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「お~、ブログに載せるのか?オレたちも撮ってくれ!」「ハイハイ、神輿さんね。」と撮ったはいいのですが、待てよ?このときの神輿は担ぎ休みで軽トラでの移動中。やっつけ取材で、担いでいない神輿を載せたんじゃ失礼なので、今回の写真掲載はやめておきます。来年はきちんと取材しますので、三伍四会のみなさんご容赦を…。(タク)

2011年09月23日

平成のトンネルでの江戸のお話、モニターツアー2日目

台風が近づき、雨交じりのツアーとなったモニターツアー2日目。この日のガイドは、様似自然・歴史情報センターの水野さん。日高耶馬渓の入り口でもある「冬島の穴岩」では、パネルを使ってわかりやすく解説してくれました。

モニターツアー穴岩.jpg

ところで、日高耶馬渓の途中にある国道のトンネルの一つ、「山中トンネル」には、愛称がついているのを皆さんご存知ですか?

モニターツアー山中トンネル.jpg

その名前は、「小一郎トンネル」。中村小一郎ってだれ?

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…とお思いの方は、トンネル脇に立っているこの看板をお読みください。

モニターツアー小市郎看板.jpg

このトンネルの上はもちろん、日高耶馬渓の断崖上には約7㎞にわたって様似山道が通っていて、今もフットパスコースとして親しまれています。

また、この場所から海岸側にのびる旧国道沿いはジオサイトにも指定していて、明治・大正時代のトンネルがあるなど、なかなか雰囲気の良いところ。この日のツアーのお客様にも大好評でした。

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途中には、海食崖植物のヒダカミセバヤ(上)やコハマギク(下)などが咲いています。

モニターツアーコハマギク.jpg

旧国道の昭和時代のトンネルの横には、大正時代に掘られたトンネルがあり、写真には入りきれませんが、さらに横には明治時代に掘られた小さなトンネルも現存しています。

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さらに、この場所から200mほど旧国道を進むと、こんなジオサイトもあります。

モニターツアー角閃岩褶曲.jpg

「褶曲」ってなに?という方は、こちらの写真をどうぞ。岩石が強い力を受けることで、このような渦をまいたような断層ができるのです。下側の緑っぽい部分が角閃岩で、それを巻き込むように上にあるのが片麻岩です。

モニターツアー角閃岩褶曲2.jpg

このあとは、幌満の和助地蔵や東邦オリビン工業のかんらん岩採石場を見学して、アポイ岳ジオパークのジオサイト巡りは終了。帰路に、浦河町のJRA日高育成牧場を見学し札幌へお帰りとなりました。

モニターツアーJRA.jpg

札幌発着1泊2日のモニターツアーもこれにて終了。参加人数が少なかったのがなんとも残念でしたが、これにめげずこれからもいろいろなツアーを計画していきたいと思います。(タク)

2011年09月20日

台風来るな!アポイ岳ジオパークモニターツアー初日

今日、アポイ岳ジオパークモニターツアーで、お客様をフットパス様似八景コースにご案内してきました。ここ数日、天気予報が目まぐるしく変わり、今日の天候も心配でしたが、ワタクシの、イエイエお客様の精進が良くて曇りながらもなかなかの天気となりました。

コース途中、様似ではおなじみのかんらん岩街路灯に興味津々のお客様。コンクリートにオリビンサイド(かんらん岩の粉)を混ぜ、さらにかんらん岩をまぶした様似オリジナルの街路灯なのです。

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観音山展望台からは、アポイ岳やえりも岬も遠望でき、参加者からは感嘆の声も…。エンルム岬や親子岩の成りたちなども説明させていただきました。

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マルサン工藤商店さんでは、タコマンマのカマボコを、中村おやき屋さんでは特製おやきをご賞味。

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エンルム岬からは様似の歴史をご紹介しました。

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そして、約3時間かけてコース踏破したあとは、様似の海の幸を知ってもらおうと、ある場所へ…。

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そう、言わずと知れた海産物直売所の花蘂水産さん。社長から真ツブのことをいろいろとレクチャーしてもらい、お造りとつぼ焼きも試食いただきました。ちょっと食べ過ぎ?

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ところで、花蘂水産には社長のほかに「主(ぬし)」がいるのをご存知ですか?「奥さん?」、イエイエ脱皮を繰り返すこと3回、花蘂水産の水槽の主・タラバくんです。

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見事な大きさに成長中のタラバくん。なんでこんなに元気かと言うと、水槽の白貝食べ放題なんですって。この時も、両ハサミをうまく使って貝を開き中の身をうまそうに食べていました。なんて贅沢なヤツじゃ。

さて、明日のモニターツアーはバスでジオサイトをめぐりかんらん岩をゲットする予定。なんとか天気もってください。(タク)

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