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2011年11月19日
札幌で様似の観光と物産をPRしてきました
北海道が主催する、北海道体験観光商談会が札幌で行われ、様似町アポイ岳ジオパーク推進協議会も参加してきました。
この商談会は、全道各地の体験型観光事業者が旅行会社にツアーメニューや体験メニューをアピールするもので、体験型事業者は100者、旅行会社は59社が集まりました。
最初の2時間半は、体験型観光事業者が旅行会社の席を回ってプレゼンする形式で約2時間半行われ、アポイも6~7社に様似町で提供できるツアー内容を紹介させてもらい、残る業者にはパンフなど観光メニュー資料を配布させていただきました。
その後は、逆の形で体験型事業者のところを旅行会社が回るということで、アポイもポップつくってお待ちしたのですが…。
ほとんどの旅行会社は会場を後にされたので、我々事業者側はちょっとさみしかったです。これも提供側とコーディネート側との力の差かな。
様似といえばアポイ登山だけとなっています?が、それだけではなくフットパスやジオサイト巡り、産業見学・体験など、2~3日の滞在で様似や日高南部を楽しんでもらえる受入体制を整備していることを訴えたつもりです。
さて、その翌日、つまり今日ですが、アクセス札幌で開催中の「北のアメ横さっぽろ2011」に行ってきました。
全道各地のウマイものが大集合したこの催し。とんがりロード(浦河・様似・えりも・広尾)の四町広域連携協議会としても参加していて、ウチのスタッフ302さんや観光協会のkanaさんの応援に駆けつけたという次第。
さすが土曜の札幌とあって大勢のお客さんが入っていました。様似の隣の浦河さんは日高昆布の詰め放題でオバちゃんたちの心をわしづかみ。
様似町のブースにも大勢のお客様が集まり、302さんとkanaさんも呼子や試食出しで大忙し。ワタクシも呼子、horomanさんは試食作りと共にがんばって様似の味をPRしました。
他のまちの業者さんもアイディア満載のウマイものをたくさん出品していました。様似も素材を生かした2次製品がさらに充実してくれば…とあらためて感じたスタッフ一同です。(タク)
2011年11月17日
新たなお土産スイーツの完成です
アポイ山荘スタッフブログで新製品の紹介があったので、さっそく取り寄せ試食してみました。
新製品の名は、「アポイシフォンケーキ」。アイスに続くアポイ山荘スイーツ第2弾です。
様似で作られたハチミツたっぷりの様似産イチゴ入りと、ナント、様似産昆布入り!!果たしてどんな味か興味津々なのですが、それよりもまずワタクシが感じたのは、シンプルなパッケージ。シンプルさがカンランくんとアポイちゃんをかえって引き立たせているようで、ワタクシかなり気に入りました。
紙の土手はミシン目が入ってきれいに剥がれます。イチゴ入りはピンク色でハチミツのやわらかい甘さがなかなかです。
こちらは昆布入りシフォン。緑がかっているのはコンブによるものなのでしょう。ただ、ワタクシにはかんらん岩のオリーブグリーンにも見えてしまうのですが…。
さて、実食!「ム、ム、この味は……。」と、ここでは申せません。あなたもぜひ、お買い求めのうえご確認ください。
ところで話はガラッと変わって、様似町では現在、地学系学芸員を募集しています。くわしくは、下記の当HPまで…。(タク)
2011年11月16日
70年の歴史を刻む巨大モーター
さて、いつもの幌満峡は稲荷神社の辺り…。廃屋状態なのは、日高電燈株式会社(現:日本電工)が日高管内の電源開発の魁として昭和9年に建設した旧幌満川第1発電所。
故あって、日本電工のK工場長に中を案内してもらったのですが、中に入ると半地下に二つの巨大発電モーターが鎮座していました。
1階部分にあった配電盤の絶縁壁は今ではほとんど見ることのできない大理石でできているとのこと。メーターも時代を感じさせます。
これは、モーターの回転数を調整する機械。蓄音器の回転調整と同じ原理らしい。
発電所の裏には、水を落とした隧道の石垣がはっきりと残っています。
その横には、いつもの稲荷神社。第1発電所の完成に合わせて日高電燈の役員が従業員らが寄進して建立した神社で、今も日本電工によって大切に管理されています。
第1発電所は、第3発電所の完成によりその役割を終えましたが、現在幌満峡で稼働している残り2基の発電所はまだまだ現役。幌満~えりもの全電力と日高エレクトロンの一部電力を賄っています。
そういった意味では、この第1発電所は幌満峡のシンボルともいえる貴重な産業遺産なのです。(タク)
2011年11月14日
11月の様似PR大作戦!
11月11・12・13日の3日間、アリオ札幌(札幌市東区)で、
「~来て!観て!食べて!~いぶり×ひだか☆食と観光まつり2011」
が行われ
様似からはマルサンくどうさんとアポイ山荘支配人(ひだか元気グルメ
研究会会長)と私(302)がPR部隊の先鋭?として参加しました。
このイベントは日高と胆振の物産販売と特設ステージでの観光PR、
そして日胆の入浴施設入浴券や無料宿泊券が当たる抽選会などの盛りだくさんの
内容。
物産販売コーナーにはマルサンさんのタコマンマのかまぼことツブ弁当
が出展お客さんは珍しげに手に取り、買い物かごへ入れてました
各町自慢の温泉入浴券が当たる抽選会には多くの人が集まりました。
ふだん日高や胆振に足が向かないお客さんも、入浴券が当たり
「必ず行きま~す」
ステージイベントは様似えりもの商工会員のみなさんによるクイズ
大会。クイズの出題は根城事務局長が担当しましたが、ヒントの出し方
が上手過ぎて?2問で優勝者が決まりました。
様似に馴染みの無い方もひととき、様似町のお勉強
ビニール袋を破かないようにコンブを詰め、1位には鮭の山漬けを
進呈。グラム単位で測れる計量器でジャッジ。参加者みんなが真剣な
表情。
来週18日から20日まで。アクセスサッポロで北のアメ横・秋の
豊穣祭に出店!(302)がレポートする予定です
2011年11月13日
うまく漬かってくれるか、イズシちゃん
なかなか寒くなりませんね~。もう11月半ばというのに、今日も10月下旬並みに暖かさです。
しかし、この暖かさは外の作業にはとても都合がイイ。実は休日の今日、年越しに不可欠のアキアジの飯寿司づくりをご指導いただこうと、名人・horomanさんマザーのところへ行ってきました。
まずは、水につけて解凍していたアキアジのウロコをきれいに落として、三枚におろします。今年はアキアジは不漁で、仕入れた魚も多少小ぶりのものでした。
続いて、お好みの大きさにカットしていきます。
黒々とした魚皮と鮮やかな赤身のコントラストがなんともウマそーです。
もちろん、背骨や固い頭も残さず使います。
さて、魚の用意ができたら、仕込んであった野菜やご飯とともに樽に敷き詰めていきます。
大根・人参・ショウガ・トウガラシ・ご飯に、麹・ザラメ・味の素・塩・みりん・焼酎、そしてアキアジくんを順番にすき間なく敷き詰めていきます。お互い喋りながらなので、horomanマザーも「あれ、○○入れたっけ?」と、さかんに味見しながらの作業です。
今回は小ぶりのアキアジ2本だったので、都合4段で多少樽にも余裕がありましたが、見事きれいに敷き詰め完了。
年末の我が家の食卓を楽しませてくれるかは、あとの重石の載せ方次第。軽い重石から徐々に重量を上げていって、最終的に70㎏ぐらいの重石で「ビン」としめてできあがりとのことですが、うまく塩梅できるか!?
飯寿司も家それぞれに作り方や味も様々。もう少しで獲れ出すハタハタの飯寿司もあったり、北の港町には欠かせない文化ですよネ。若い人向けの飯寿司づくり教室や観光客向けの体験ツアーなんかあってもおもしろいかも…。(タク)