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アポイ岳ジオパーク ブログ

2020年01月27日ジュエリーアイス!?

2020年最初のブログです。もう1月終わりかけてますが…。

 

ブログは更新できていませんでしたが、お知らせのとおりアポイ岳ジオパークは、

ユネスコ世界ジオパークに再認定されることとなりました。

この場でも改めて関係者のみなさまには御礼申し上げます。

 

さて、暖冬少雪の今季ですが、アポイ岳ジオパークも例外に漏れず、

市街地には雪なんて見当たりません。

もう一つ気がかりなこととして冷え込みも弱い、ということで、

例のものが見られないのでは?と心配しております。

 

それが、タイトルにもあるジュエリーアイスです。

この週末冷え込みが強まったので、親子岩ふれ愛ビーチに行ってみました。

 

ということで26日の様子

0126_ふれ愛ビーチ1.jpg

意外と打ちあがっているのではないでしょうか。

 

0126_ふれ愛ビーチ2.jpg

豊頃町のものに比べれば大きさも色も数も及びませんが、

日に当たるとこれはこれで綺麗です。

(氷の大きさは10cm程度のものがほとんどです)

 

氷が丸みを帯びたり透明になるのは、

波に洗われることも影響するようなので、

時間が経ったらどうだろうか?と改めて午後行ってみると…

 

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…氷がほとんど残ってない!

小さいのでさらわれたり、溶けてしまったのかもしれませんね。

 

今朝27日も行ってみましたが、26日より氷が少ないです。

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昨日から残ってた氷は透明度が増してます。(気がします)

0127_ふれ愛ビーチ2.jpg

ただ、それだけ寒い(26日は車載の温度計で-10℃)ので、

暖かくして見に来てください。(クド)

2019年12月11日アポイ岳の豊かな自然を取り戻せ!花たちの復活を願って!

久しぶりの登場となりましたジオローです!あっという間に2019年も残りわずかとなりましたね。2019年も色々とありましたが、ブログの投稿が休眠状態になってしまい猛省しています。

さて、花の百名山として名を馳せる「アポイ岳」は、ここ40年余りの間で、さまざまな要因により貴重な高山植物や高山蝶などの自然が失われつつあります。減少要因の一つと疑われている地球温暖化の影響により、本来、高山植物が生育する場所に樹木が侵入したため、生育地が狭まり環境悪化につながっています。そういった状況を少しでも改善するため、研究者・地元ボランティア団体・関係行政機関が三位一体となって、保全再生事業に取り組んでいる最中です。

その一環として、去る11月15日にアポイ岳の5合目上の3か所に調査区を設け、キタゴヨウ林等の伐採作業を実施しました。時より強い風や雪が舞うなか、アポイ岳ファンクラブの方々を中心にチェンソーや手鋸で次々と樹木を伐採しました。

 

登山道7合目でのゴヨウマツ林の伐採作業

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登山道5合目付近でゴヨウマツ林の伐採作業

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ゴヨウマツ林伐採前(登山道7合目下)

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ゴヨウマツ林伐採後(登山道7合目下)

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こんなにも姿形を変えました。

高山植物の生育地を元の環境に戻すことで、来年度以降、アポイの花たちが少しでも復活することを期待しながら見守っていきます。(ジオロー)

2019年12月03日アポイちゃん、カンランくん、神威岳に登る

秋晴れのある日、アポイちゃんとカンランくんは、日高山脈南部の秀峰神威岳を登ることにしました。

まずは登山口にある神威山荘で記念写真。

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神威岳はしばらく沢沿いを歩きます。

道らしきものがないので地図や「ケルン」と呼ばれる積み石を頼りにして歩きます。

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沢沿いには、大岩がゴロゴロ。

二人も一生懸命に石を乗り越えて進みます。

「楽古岳の石よりも大きいね」

二人は不思議がりながらも驚きました。

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途中、アポイ岳にあるアポイハハコの仲間であるヤマハハコがありました。

うれしくなった二人は、記念撮影です。


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沢を抜けると、頂上へ向けて急な登りが始まります。

踏み跡を間違えないように、二人はがんばって登ります。

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あっ!カンランくんが足をすべらせて少しだけ滑落しました。

でも、大丈夫。ケガもなく、また歩き始めました。

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苦しい登りで、背中を押してくれたのは、見たことのないダイナミックな景色でした。

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ようやく頂上に着きました。

まずは看板で記念撮影。

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神威岳頂上からは、そばに美しいソエマツ岳の姿が見えました。

その向こうにも山々が連なっています。

「ここが日高山脈だって実感できるね」

二人は少しの間、みとれてしまいました。

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「あ、十勝平野だ!楽古岳の時よりも近くに見えるよ!」

二人は大興奮です。

そしてまた、日高山脈ができたプレート衝突の現場にいることを実感し

感動を新たにしていました。

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「日高山脈って面白いね」

「また、どこかに行きたいね」

と、遠くのアポイ岳を見ながら話す二人でした。

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また、いつか、日高山脈に行く日もある事でしょうね。

2019年11月18日アポイ岳も冠雪しました

北海道が大荒れの天気、

と全国ニュースでも取り上げられていましたが、

アポイ岳ジオパークでも降雪がありました。

 

市街地は積もるほどではありませんでしたが、

山は雪化粧し、いよいよ冬がやってきたなという感じです。


 

11/15の五合目

五合目_191115

 

11/16のアポイ岳

アポイ岳_191116

 

ホームページのトップ画像も冬の写真に変更しました。

冬はビジターセンターも閉館しますし、外は寒いですが、

冬ならではの景色や生き物に出会うこともできます。

 

ちなみにビジターセンターは、11月末まで開館していますので、

今年もあとわずかとなりましたが、足を延ばして頂ければと思います。

(クド)

2019年11月01日遺跡セミナーが開催されました

去る10月17日に中央公民館で

ジオ塾も兼ねて遺跡セミナーが開催されました。

 

良港をもつ地形であることもあり、
江戸時代には「場所」が開かれたアポイ岳ジオパークですが、
もっと昔から人の居住自体はあり、
その痕跡が「遺跡」として各地に残っています。
続縄文時代のものである冬島遺跡もその一つです。

まずは、様似町教育委員会の高橋学芸員から
冬島遺跡の発掘結果について、10月時点での速報報告がありました。

 

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冬島遺跡発掘写真スライド

写真左下に炉の跡があり、また、列石もあることから住居跡かもしれません。

11月19日からは、ギャラリー21でも展示が予定されていますし、
今後どんなことが明らかになるのか楽しみですね。

続いて、白滝ジオパークのある遠軽町教育委員会の学芸員、瀬下直人さんから
実験考古学をテーマに石器作りのデモンストレーションと
講演をしていただきました。

黒曜石を模したガラス塊を鹿角のハンマーで割ってみます。
(脚にかけているのは鹿皮です)

 

石器作りデモンストレーション

うまく叩かないと塊ごと砕けてしまうので、
少しずつ形を整えるのにはコツがいるようです。


黒曜石石器レプリカ

瀬下さんが作成された石器(使う道具により形状が変わる)


黒曜石の一大産地であった白滝の場合、完成品だけではなく
その過程で捨てられた側のものも出土しており、
それらをパズルのように組み合わせるともとの黒曜石の塊になります。
出来上がったものを「接合資料」と呼びます。
そこからどのような過程を経て、石器になったのかを追うことができます。

また、瀬下さんが講演で次のスライドを出しながら説明されていました。

考古学で実験することのデメリット

遺跡で見つかるのは「モノ」でしかありません。
現在、できたことがそのまま正解になるわけではありません。
けれどもその結果の積み重ねが、
当時の「人」へアプローチする手法の一つであることは確かです。

ところで冬島遺跡では、黒曜石の「棒状原石」というものが出土していて、
これは、白滝の黒曜石です。
現在は、両地域ともジオパークであるという共通点をもっていますが、
交通手段どころか整備された道もない2000年以上前に
既に交流があったことは何だか不思議な感じがしました。(クド)

 

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