ジオサイトA-2のすぐ上流に、幌満川の河原に降りる道があります。河原には、大小さまざまな転石が転がっており、どれも鏡餅のような楕円形や丸い形をしています。日高山脈の脊梁部から幌満峡を通って流れ着いたこれらの石は、かんらん岩やはんれい岩など、かつては地下深くにあった岩石です。多くの石は、風化や摩耗によってくすんだ色合いとなっていますが、川の水にぬらしてみれば、美しい鉱物の色合いを見ることができます。