林道にかかる小さな橋の左上に不動明王の祠があります。奥に小さな滝が流れていますが、ここが不動の沢です。祠の周辺は、「斜長石レルゾライト」というほとんどマグマ成分が溶け出なかった、幌満かんらん岩体を代表するタイプのかんらん岩が露出しています。また、橋から上流の河岸には、マグマ成分がある程度溶け出た後に残った「ハルツバージャイト」というタイプのかんらん岩が分布しています。