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2011年02月01日
様似の観光 この人あり 1
アメマス、ニジマス、カカオマス。マスの仲間は数あれど…。今回の登場はキミマスこと喜味乃屋のマスター、石井勉さんの登場です。
1月26日付けの日高報知新聞で「ツブとじ丼」が紹介されたばかりなので、丼の内容はそちらに任せて今回はマスターご自身の話を伺いました。
マスターは高校卒業と同時に札幌ロイヤルホテルで修行、その後ニチロ漁業を親会社とするレストラン、さらに東京赤坂ニューオータニホテル内のレストランなどで腕をみがき、36年前に様似へ戻ってきました。
最初の店舗はお兄さんが経営する「せんりゅう」の隣で開かれました。ちなみに店名の由来はお母さんが経営していた「君の家」をアレンジしたとか…。
現在の場所へは平成3年に移転し「あの頃は、景気が良くてねえ」と懐かしげに目を細めていました。
話を聞くほどに意外な横顔が見えてきます。趣味は音楽鑑賞で中でも映画音楽が大好き。アナログレコードに針を落として聴くほどの凝りようで、他にもSTV委託カメラマンとしてビデオ撮影をしたり、写真を撮ったりと本人曰く「芸術家肌のB型」なのだそうです。
今後、引退することがあれば水彩やパステル絵画を描きたいと夢を語ります。また、休日には奥さんと一緒に趣味と実益を兼ねた食べ歩きをし、自らの料理に生かすことを忘れません。
昨年、観光協会が主催したウニまつり、秋の味覚祭でも大活躍。様似町が大好きで、観光PRのためならメディアの取材に二つ返事で応じてくれるマスターは観光協会にとって心強い広報マンなのです。(302)
(これが噂のツブとじ丼(730円)。マスター自身の写真は
当ホームページ「アポイ岳・周辺観光情報の飲食店ページでどうぞ。)
2011年01月30日
家飲みで味わう、様似の山海の味
アポイ岳ジオパークHPでの特産品紹介(http://www.apoi-geopark.jp/sightseeing/special_product.html )で、町内の加工屋さんを取材させていただきましたが、その際、「食べてみれや~」と、いただいたモノで「地場産物活用研究会(要は家飲み)」やりました。
まずは、U商店さんからいただいた「灯台ツブのボイル」。ツブといえば真ツブですが、灯台ツブも、身が柔らかいのでいろんな料理に使えるスグレもの。S夫人の手で地中海風に…。
ペペロンチーノ風 | 柚子胡椒マヨネーズ和え |
ペンネアラビアータ |
次に、H食品さんの「塩蔵生サラダ昆布」。日高昆布は食べてもおいしい万能コンブ。炒め煮は食感も滑らかでおいしかったです。
中華風サラダ | 炒め煮 |
H漁業さんからは、「鮭の山漬け」、「鮭の醤油漬け」、「サンマの醤油漬け」。サンマは味の深みが最高でした。また、商品ではありませんが、Nさんからもらったエゾシカ肉のアラカルトもひと手間加えていただきました。
鮭の山漬け・醤油漬けとサンマの醤油漬け | シカ肉の生ハムに白髪ネギと大葉を添えて(ニンニク醤油風味ドレッシング) |
シカ肉のソーセージとサラミ | シカ肉のチャーシュー |
最後は、K水産さんから格安で提供いただいた前浜の「毛ガニ」。テレビで越前ガニの仲買さんが「カニ見十年、カニ茹で一生」といってましたケド、良いものを最高の茹で方で食べてこその「カニ」ですよね。ホクホクとした食感がたまりません。
Tさんが差し入れしてくれた四万十の栗焼酎「ダバダ火振」がこれまた合うのさ!
威風堂々の毛ガニさん、解体前に一枚 | 焼酎とともに、味付けしたミソを和えていただきます。 |
ここに紹介した以外にも、様似にはいろいろな食材や特産物がありますが、漁師さんからもらったり、加工屋さんに個別に電話注文でもしないと口にすることができないものも多いですよネ。スーパーや一般のお店屋さんで旬の地場産品がいつでも買えるようになれば、様似のPRにもつながるかも…。
なお、すでに食べてしまって今回紹介できませんでしたが、T水産さんからいただいた塩イクラとメフンもおいしくいただきました。皆様、ありがとうございました。(タク)
2011年01月29日
雪原で白球を追う...目指すは全国制覇!
冬らしく、雪が多く寒い日が続きますが、それにもめげず、イヤむしろそれを逆手に様似中学校野球部がんばってます。
ダイヤモンドの部分だけ、雪を踏み固めての雪中練習。これで駒大苫小牧は、深紅の優勝旗を北海道にもたらしたのです。
雪原のグラウンドに、元気な声が響き渡ります。 |
まずはたっぷりと球回し | 先生やコーチの指導にも真剣な眼差し |
状況を想定しながらのシートバッティング | 白樺の丸太、何に使うのかしら? |
人数は少々さびしいけれど、全国制覇目指してガンバレ!ただし、勉強も忘れずにね。(タク)
2011年01月28日
裏山で見つけた:その2
恒例?の裏山散策シリーズその2です。
先日見つけたのは、これ。
植林されたトドマツの幹に付けられた、縦に深く鋭く長い傷跡と、何かで広く浅くこすったような跡。
むっ、ヒグマの爪跡か? 一人で山歩きをしていたので、ちょっと緊張。でも、今まで見たヒグマの爪痕とはちょっと違うぞ。爪跡の場合、傷は指の間隔に沿って付くので平行になるはず。
ということは・・・おそらくこれは、オスジカが角を研いだ跡でしょう。左右下の方の浅く広い傷は明らかに角をこすりつけてできたものです。
オスジカの角は春に生え変わり、夏まで成長を続けます。オスは秋になると繁殖期の争いのために、木の幹などで角を砥ぎ、先端を鋭く尖らせます。この木の傷は、下から突き上げるように角を刺したり、ゴシゴシとこすりつけたりしてできたのでしょう。
立派な角の(見てないけど)オスジカがここで一所懸命角を振り回していた様子を想像すると、なんだかワクワクしました。でも、樹がこうした傷を付けられると、木材としての価値が下がったり、この傷がもとで病気になったりすることもあるとのこと。これもシカによる林業被害の一つなのですね。(krmd)
2011年01月27日
見て楽しくて、役に立つパンフにしたい
昨夜、アポイ岳ジオパークの連続講座「ふるさとジオ塾」の8回目、「様似通史①江戸時代後期:様似の黎明」を行いました。51名もの方々が足を運んでいただき、ヨカッタです。講師のHさんとMさん、本当にありがとうございました。次回もよろしくお願いします。
また、講座の内容は、アポイ岳ジオパークHPの「お知らせ」又は花蘂水産さんのブログに載っています。(Oさん、さっそく紹介してくれてありがとう~)
http://kasibenomatubu.blog76.fc2.com/
http://www.apoi-geopark.jp/news/2011/01/post-19.html
さて、今日はスタッフで新しい観光パンフのコンセプトについて、「あ~でもない、こ~でもない」と打ち合わせ。ウチにあるジオパークパンフと観光パンフを合体させて、おニューのものをつくってはどうかという発想なのです。
札幌駅で仕入れてきた、ほかの街の秀逸なパンフを参考とさせていただきながら、「これ、い~な」などとついつい読みふけり…。
打ち合わせも、 お互いイメージが湧かないうちに、「ちょっと、話するか~」と始まったため、4人それぞれに思っていることの云い合い(特に私が)となりましたが、とにかく、出た意見を踏まえてコンテンツのたたき台をつくろうということに…。
ところでウチのスタッフは5人ですが、残る1人のKくんは別件で不在でした。そのうち、ぜひ登場してもらおうと思いますが、じゃあこの写真、だれが撮ったんだ?(タク)