6~7合目

6合目を過ぎた辺りで、森林限界を超えハイマツ帯に入ると、急に展望が開け太平洋のパノラマが眼下に広がります。天気が良ければ、西方にエンルム岬や親子岩、そして様似市街が望むことができます。

急な坂道を登り切った辺りの登山道の右側にかんらん岩の露頭があります。よく見ると水平な層が重なっている様子が観察できますが、これは、かんらん岩とはんれい岩の層が交互に重なっているためです。飛び出て見える部分が硬いはんれい岩、引っ込んだ褐色の部分がかんらん岩です。

なお、アポイ岳では登山道以外へ許可なく立ち入ることはできません。登山道から露頭を観察してください。